将棋

2005年7月 3日 (日)

外圧ゼロのアルティメット「将棋世界」

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プロ・アマ問わず将棋界のすべてがわかる将棋総合雑誌「将棋世界」をご存じだろうか。知ってるあなたは、かなりの将棋好き。購読している君は、立派なマニアである。ムネをはっていい。自覚がなくても君はマニアだ。世の中は君の世界を知らない。知ろうともしないわけだが。

さて、この雑誌。「幅広い内容で迫るビジュアルな将棋総合雑誌」なワケだが、真面目な記事ばかりかと思いきや、我々一般市民でも十分楽しめる内容となっている。羽生しかしらないあなたでも、立ち読みぐらいはしていただきたい。思いがけないおもしろさと出会うことだろう。

ページをひらけば、羽生がガリンコ号の一日船長をしていたり、またある時には、女流棋士のグラビアが展開されていたりする。おかたい雑誌だと思って、まどわされてはいけない。外圧のないこの世界ならではのおかしみを見いだすことができる。

例えば、

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米長邦雄円熟対談

ゲスト・志村けん(タレント)
志村「将棋を指すとき、まず玉の囲いを考えます。
   将棋は遊びにしては深すぎますよね。」
米長「90分番組のコントを考えるのに5日間かかるとは、
   タイトル戦以上に大変ですね」

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あなたは志村けんが、玉の囲いを気にしていることを知っていたか。また「(タレント)」という表記も「いまさら何を」感たっぷり。
さらに、こんな人物も‥

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米長邦雄円熟対談

ゲスト・川淵三郎(日本サッカー協会キャプテン)
米長「監督が決める選手の配置は将棋の駒組ですね」
川淵「守備をがっちり固めるクラブは穴熊とか(笑)」

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キャプテンもしょせん将棋好きのジジイということだろうか。この世界でしか通用しないたとえ「穴熊」を言ってご満悦。ぜひ、他メディアで将棋にたとえてコメントして欲しいものだ。「ジーコの今の交代は言うならば、一手損角がわりをしようとしてるんですよ‥」とか。

一般市民が見ていないと思って、日本の文化ともいうべき将棋は、どんどんなんでもありの展開を見せつけてくる。タイトルだけを見ても、アルティメットというほかない。

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「呆然と地球でただ一人荒野に立ちすくむ山本真也五段」

「人間にとってやっぱり終盤は大変である」

「中井広恵はサムライである」中井広恵女流王将・倉敷藤花

「羽生せんせいといっしょ! 」

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そして、圧巻は「私と将棋を指しましょう」というバンカナ・コーナー。将棋界でアイドル視されている坂東カナコという女流棋士のコーナーなのだが、これがまた、ひどい。終止呼び捨てでバンカナ。小学生もバンカナを見ておおはしゃぎ、てな具合だ。

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第1回 バンカナの新年

第2回 バンカナ、西へ

第3回 小雪舞う、北九州にて

第4回 バンカナは18歳になります!

第5回 将棋の指せる喫茶店

第6回 バンカナ、将棋の町へ

第7回 アットホームな自宅教室

第8回 バンカナ台風接近中!?

第9回 すくすく育て!稲穂のように

第10回 優勝にわく街

第11回 日本一を目指せ!

最終回 またどこかで会いましょう

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第2回の「バンカナ、西へ」はタイトルとして美しくすらあるバカ。第4回なんて確実に勝手に書かれてるし。第8回にいたっては架空人気が災害的あつかいだ。第11回で日本一になれ!と熱っぽくはげましといて、最終回に「またどこかで会いましょう」と突然の別れ。息をつかせぬ展開といえよう。

我々の知らないところで、どんどん将棋界も変わっている。将棋世界。ページの向こうは、圧倒的な異文化が広がっている。あれ、異文化って変か。

最後に宣伝。バンカナ写真集好評発売中!
bankana
なんでもありだ。


text by 副編集長

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2005年6月25日 (土)

将棋名人戦第7局

将棋名人戦第7局、森内名人×羽生四冠の解説会を見に、千駄ヶ谷の将棋会館まで行ってきた。
森内名人が勝つと初防衛、羽生四冠が勝つと五冠になると同時に、名人位が通算五回になり18世名人の資格も得る。
まさに大勝負である。
オヤジのデジカメをもっていざ出発。

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将棋会館入り口。以外にボロい。かなりボロい。古びた病院みたい。


大山康晴15世名人登場。伝説の棋士だ。
羽生四冠が勝つと、大山康晴15世名人→中原誠16世名人→谷川浩司17世名人と続く、栄光の歴史に名を連ねることになる。

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扇子がいっぱい。さすが総本山。

bankana
将棋界のアイドル、バンカナちゃん(坂東香奈子二級)のストラップ。
いったい誰が買うんだ?ちょっと欲しくなったが。

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本日の参加者たち。基本的におっさんばっか。200~300人はいたが若い女の子は三人ぐらいしかいなかった。多分関係者かサクラであろう。

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マグネット版を使った解説会だと思っていたら、意外にハイテク。
プロジェクターなんぞを使ってスクリーンに写してやがる。

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投了画面。
なんかテレビ画面チャプターしたような画像だな...
もっとこう、棋士が解説してる場面だとか臨場感ある画を撮らなきゃね。
しかしこういう場所でフラッシュたくのって勇気いるんだよ。
俺には無理無理。


午後10時、109手迄で森内名人の勝ち。初防衛に成功しました。おめでとう。
解説の藤井九段の話が面白くて結構楽しめました。
しかしタイトル戦はやっぱり現地で観戦するのがベストかな。
別に生で観戦できるわけでは無いのだが、その場に居るってだけで緊張感がある。
って隣のおっさんが言ってましたw

text by 編集長

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2005年2月14日 (月)

あんた将棋知ってたんだ

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Tシャツ着てない堀江社長

巷で話題のライブドア堀江社長が、例のニッポン放送株取得問題で、フジテレビが「最低取得株式の引き下げ」という“裏技”を使ったことに対して、「気にしていませんよ。予想の範囲ですから。詰め将棋でいえば詰んでいるのに、穴熊やっててもしょうがないでしょう」。と発言。クールでドライなイメージに反し、実は将棋に造詣が深いことが判明した。

まじめな将棋ファンの私(←オイオイ)からすれば
・「詰将棋で言えば詰んでいる」・・・そもそも詰将棋とは詰ますためのものである。詰んでいなきゃおかしい。
・「詰んでいるのに穴熊やってもしょうがないでしょう」・・・いまいち意味が解らん。本当は将棋知らないんじゃ・・・
・そもそもこんな話題の例えに将棋用語を使うのはけしからん。

など、突っ込みどころ満載ではあるが、実はそんなことはどうでも良いのだ。
全国の将棋ファン及び関係者の希望は唯一つ。
「お金持ちの堀江社長に棋戦の一つでも作ってほしい!」
将棋ファンなら誰もが願ってやまない夢の実現の為のまずは第一関門突破なのである。

このブログもそろそろ「ライブドアブログ」に引越しする準備でもしときますか?

text by 編集長

※穴熊・・・組むのに手数がかかるが、非常に堅い囲い。見るだけでうんざりする人もいる

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2004年12月 2日 (木)

古田敦也三段誕生

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左から古田敦也選手、中原誠会長、田中寅彦九段

熱心な将棋愛好家として知られるヤクルトの古田敦也選手が先日、日本将棋連盟から三段免状を授与された。

いきなり将棋の話題を持ち出して恐縮であるが、私、編集長の趣味は将棋とサッカーである。
今後も将棋の話題について触れてしまう予定なのでそこのところよろしくお願いします。
余談だが、古田夫人の中井美穂さんも、初段の免状を持っているそうだ。
さらに余談だが、プロ野球関係者の免状の最高段位は長嶋茂雄氏の五段だそうだ。
ちなみに私の棋力は初段である。

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将棋盤の前に座ってもまったく違和感の無い男。
っていうか本当に強そう・・・

text by 編集長

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