スポーツ

2011年1月31日 (月)

優勝おめでとう!三洋電機ラグビー部

サッカーアジアカップで日本が優勝したため、翌日のラグビートップリーグ プレーオフ決勝の記事は小さい。群馬の上毛新聞だけが地元紙のプライドを見せている。

三洋電機ワイルドナイツが創部から51年、初めてトップリーグ単独制覇を成し遂げた。

三洋は、社会人時代を含めてリーグ決勝に12回進出し、11敗。95年にサントリーと引き分けで両チーム優勝となったが、トライ数で負けて日本選手権出場を逃していため、初制覇の喜びより勝ちきれない悔しさのほうが残っていた。

プレーオフ決勝の相手は、因縁のサントリーだった。試合当日の朝、三洋の飯島均監督はミーティングで歴代決勝戦の映像を選手に見せた。5分ほどの映像には、失点シーンと選手の涙だけが流れていた。

試合は、前半リーグ最多得点のサントリーに3対9とリードされるが、後半開始から新人ロック西原忠佑を投入して流れを変え、3トライを奪って逆転。サントリーは終盤、2トライで追い上げたがリーグ最少失点の三洋が5点差で逃げ切った。

ノーサイドの笛が鳴ると、真っ赤に染まる応援席が揺れた。小雪が紙吹雪のように舞い散る中、試合後のインタビューで、指導者として4度、選手として4度、決勝で涙を飲んできた飯島監督は語った。

「51年かかりました。やっと届きました」

三洋電機は4月にパナソニックの完全子会社となるため、「三洋ラグビー部」としては最初で最後の単独制覇となった。

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2010年1月30日(日)

トップリーグプレーオフ決勝
三洋電機ワイルドナイツ 28—23 サントリーサンゴリアズ

(東京・秩父宮ラグビー場)

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2011年1月27日 (木)

レラカムイ北海道、崩壊のまとめ。

今だにホームページをのぞいてみると、「ホームゲームチケット販売開始!」とか言っている。その前にいろいろ説明することあるだろが。と、悪態のひとつもつきたくなるような惨状だ。このホームページは、もう「公式」でもなんでもなくなったのか。どう変化していくのか、ときどきアクセスしてみたい。レラカムイ北海道消滅の件である。

簡単に経緯をまとめてみる。

レラ「あの〜、相談なんですけど」
JBL 「レラさん、どうした?」
レラ「借金2億もあるの。給料が払えなくて。」
JBL 「JBLの年会費も2年滞納してるだろ」
レラ「年会費1000万って、高くない?」
JBL 「今さら言われても。で、どうすんのよ」
レラ「お金貸してくれたら、私がんばる」
JBL 「じゃあ、帳簿みせて」
レラ「え?いきなり監査?ダメ、やめて!」
JBL 「おまえ…借金5億近くあるじゃねえか」
レラ「ばれちゃった?」
JBL 「債権者をだましてたのか」
レラ「悪気はなかったのよ」
JBL 「………もう経営権よこせ」
レラ「ちょっと待って!中国企業に売るから」
JBL 「そうやって、借金丸投げすんのか」
レラ「もう提携したのよ。やり直しましょう!」
JBL 「5億って、かなり前から破綻状態だろ」
レラ「これで給料も年会費も払えるわ!」
JBL 「信用できるか」
レラ「中国人から1億ゲットよ!」
JBL 「遅すぎる。その時期は過ぎた」
レラ「収入源を絶たれたら返済できない…」
JBL 「それが本音だろ」
レラ「出資企業に合わす顔がないわ…」
JBL 「ちゃんと会って説明しろよ」
レラ「でも、チーム名は私に権利が…」
JBL 「もうチーム名は変えた」
レラ「じゃあ、カラダで返します…」
JBL 「汚ねえな!早くしまえ」
レラ「そういうことなら、私にも考えがあるわ」
JBL 「なんだ?」
レラ「訴えてやる」
JBL 「え?」
レラ「再建してうまくいくとして被害総額は…」
JBL 「何いってんだよ」
レラ「ざっと3億4000はもらわないとね」
JBL 「おいおい」
レラ「そもそも、このリーグは糞だったわ」
JBL 「また年会費のグチか?」
レラ「試合数が少なくて金にならない」
JBL 「企業チームのコストの問題があって」
レラ「コストって何よ!」
JBL 「企業は地元協会に運営委託する」
レラ「知ってるわよ」
JBL 「入場料も広告費も地元協会の取り分だ」
レラ「プロは入場料で食ってるのよ」
JBL 「だから試合が増えると、企業の出費になる」
レラ「企業から協会に金が流れてるのね」
JBL 「いい方は汚いけどね、その通り」
レラ「協会=JBLは企業のいいなりになるわけよね」
JBL 「今回の件は関係ないだろ」
レラ「あるわ!中国の参入に圧力かけたじゃない!」
JBL 「そんなことはない、と思う」
レラ「まったく、純粋なプロにとっては糞リーグね」
JBL 「そこを選んだのは、あんただろ」
レラ「大企業の犬め!」
JBL 「プロアマ混在だからしょうがない」
レラ「大企業に金で操られてるんだろ!」
JBL 「シー!聞こえるだろ、嘘でも言うな」
レラ「誰によ」
JBL 「トヨタさんとか、パナソニックさんとか」
レラ「金じゃなく、バスケの未来を考えなさい!」
JBL 「考えたよ。だから、出てってくれ!」

と、まあ、こんな感じの
複雑でくだらない話である。

バスケ教室とかで囲い込まれた北海道の子どもたちがかわいそうである。キャラクターのクィッキーなんて無職決定だ。体育館競技のさかんな北海道にバスケを根付かせようとした功績は認めるけど、あまりにもいろんなことが雑すぎた。ごたごたして夢を壊したレラカムイに、こっちが損害賠償を請求したいくらいである。

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ゆるゆる新聞は、レラカムイ北海道を応援していません。

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2011年1月26日 (水)

土曜はサッカー決勝。日曜はラグビー決勝。

アジアカップ日韓戦が終わってすぐにこんなこと書くのもなんだが、ラグビーが見頃を迎えている。トップリーグ決勝に三洋電機が勝ち上がってきた。

三洋ワイルドナイツは、トップリーグを制覇したことがない。三洋は過去三シーズン連続で準優勝。プロ化前の社会人時代には、決勝戦に九度出場。しかし、どうしても決勝で敗れるというお約束があった。「二位じゃダメなんでしょうか?」という蓮舫の言葉に誰よりもムカっぱらを立てたチームだろう。

好きだったんだよなあ、三洋電機というチームが。

当時7連覇で絶対無敵の神戸製鋼に、いつもあと一歩まで行って負ける。もう少しで逆転される。三洋が神戸にどうしても競り負けるからハイパントを多用していたというエピソードが好き。それを聞いて最初は笑っていた神戸の平尾が「三洋さんも必死だったんですね」と真顔になるエピソードはさらに好き。

思い出してみると、名シーンは数え切れないくらいあることに、今さら気づく。

パナソニックの子会社になるため、三月いっぱいで三洋ラグビー部は消滅する。そんな時に、今年も決勝までやってきた。「有終の美を飾れるか!?」というやつだ。名前が変わるだけでチームは残るだろうが、三洋という名前でリーグ制覇することに、おっさんはけっこうな意味を感じてしまう。

当時の選手たちは、どういう気持ちでグラウンドを見るだろうか。

サッカーアジアカップ決勝は29日。
ラグビートップリーグ決勝は30日。
幸せな週末になりそう。

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ラトゥ、くるかな。

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2010年11月 9日 (火)

エグザイルは、複合型商業施設。

ブログで好き勝手なこと垂れ流すなよ、と怒る人がいる。批判するくらいなら観なけりゃいい、と怒る人もいた。怒る価値があるんだな、と受け止めたら、さらに怒られた。俺、怒られてばかりである。ほとぼりが冷めたので、また垂れ流す。


ブログを見張られている間、「世界バレー」が始まっていた。今年は、脱税戦隊エグザイルがプレゼンを勝ったようだ。ひとりひとりのバラ売りで、なんとか名前を覚えてもらおうと必死になっているエグザイルと、ジャニーズより安くて人気あって扱いやすいタレントいないの?というテレビ局の思惑が重なったんだろう。


近年、エグザイルは、どんどんジャニーズ化している。と、いうよりジャニーズと戦うために、じっくり力を蓄えている。DA PUMPの二の舞にならないように、慎重に積み重ねているんだろう。


「最近、もうかってるそうじゃない?」


「イヤイヤイヤ、ぜんぜんっすよ。
 ジャニーズさんほどじゃないっす。
 うちらはアイドルじゃないんで
 それほどでもないっすよ。」


と、見せかけておいて、じわりじわりとジャニーズ化。冠番組やCMや演劇や下部組織まで。しかも、ジャニーズの高止まりしたギャラに対して、反感が増している機運をうまくつかんでいる。ドラマの主役をつかんだら、もう追いついたと思っていいだろう。いやはや、策士である。「大手に負けない組織づくり」という意味で、サラリーマンにとって参考にすべき生き方がある。


中小企業が大組織に立ち向かうには、特定領域ではエキスパートで、先端技術の一部では浅いながらも対応可能なスキルセットを持つことが必須だと言われている。まさにエグザイルさんを見ているようである。大手百貨店ジャニーズと複合型商業施設エグザイルの差を見ているような感じ。生き残るビジネスである。男にとっちゃ、どっちもくだんねえ集団だがな。


バレーの話もしとこう。

今のところ、バレーは興行になっている。見世物である。そこは全然、悪くない。よくここまできた、というべきだと思う。ジャニーズやエグザイルなどの香具師を使って、効果的に裾野を広げた。バレーの興行化を危惧する声もあるだろうが、女子バレーのことだけを言うと、いいことだと思う。VリーグにジャニーズJrを派遣するべきだとさえ思ってる。


視聴率至上主義だ!と怒る人がいると思う。でも、女性は元来スポーツなんて興味ない。コンサート感覚で観れるスポーツにしてしまうことが、今のところのバレーの成功。嫌悪感の正体は、テレビ局がいつものように視聴率だけをもくろんだ商業主義が見え隠れしてるだけだと思う。


だって、本当に人気を上げたかったら、強くなるしか方法はない。スポーツにおいて、強さの持続が本当の人気である。ジャニーズやエグザイルに頼るなよ、という理屈は、強くなってから言えること。バレー協会に問われているのは、私腹を肥やさず、強化費を効果的に使うことだと思う。エグザイルとジャニーズの競合をうまく利用して、Vリーグを盛り上げることもできるはずだ。俺は決してバレーは観ないが、この方針は指示してる。


Exile

テレビにとってエグザイルとは、
ジャニーズのアウトレットである。

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2010年10月14日 (木)

ゲームというより罰ゲーム「日韓戦」

そば屋で麺をスパゲティーのようにくるくる箸に巻きこんで食べているおっさんを見た。

不思議だなぁ、と思っていたら、一緒にいた上司が「あれは、四十肩だからさ」と教えくれた。なるほどね。長い麺をほどくとき、箸を高く上げられないのか。そばと肩こりの関係なんて、年をとらないと見えない悩みだ。知りたくもなかったが、おもしろい。

さて、知りたくもない話をもう一席。

アクセス数が不気味な延び方をしているので、恐る恐る調べてみたら、気持ち悪い噂に出会う。

「有村智恵 週刊誌」

の検索が延びていて、どうやら、アサヒ芸能のこんな記事が原因らしい。

「横峯さくらレズ疑惑 有村智恵を誘惑」

あからさまなおもしろ芸能ネタ。梨元勝が生きていたら、腕まくりして取り組んでいたようなヤマである。こんなもんでも、自称ファンで他称オタクの人たちが本気で反応するんだろうな。

「アサヒ芸能」

で検索してみたら出てくる出てくる候補フレーズ。

----------------------------------------

「有村智恵 アサヒ芸能」「アサヒ芸能 有村」
「横峯さくら アサヒ芸能」「アサヒ芸能 有村
知恵 横峯さくら 有村智恵 アサヒ芸能」「ア
サヒ芸能 10/12」

----------------------------------------

踊らされすぎである。あまりにも男の影がなさすぎる女性を、エロい想像にもってく時の常套手段が「レズ疑惑」。ウソだったとしてもエロ楽しい話だし、マジだったらエロいだけ。怒るのは目が本気のファンだけである。俺の「ありちぃ」を汚すな!傷つけるな!という具合だ。妄想の中でさんざん汚しておいて、よく言うよ、である。

有村智恵って、けっこうファンがいるんだなぁ。

と、いうのが今回の件の感想である。
もうそれ以上は言うまい。
有村のはちきれんばかりのふくらはぎや、横峯オヤジのしゃぶしゃぶ店をプロレスラーに襲わせた件などには、あえて触れないでおこう。言うとまた、長渕ファンの頃のような悲劇が繰り返される。ネットフーリガンの団体客はもうこりごりである。

あと、フーリガンといえば、日韓戦。

韓国戦って、視聴率と引き換えに選手を失う試合なんだと再確認。

カネ目当てだろうけど、定期化したとたんに視聴率が落ちていくと思うから、選手を失うリスクだけが残ると思う。ゲームというより罰ゲーム。罰ゲームを定例化してつまらなくなったダウンタウンの特番を思い出す。ザッケローニもイタリア人監督だから、マルディーニの頭をシュートするような選手のいる国との試合はヤだろうな。代表人気向上策として韓国を焚きつけようとしてるけど、韓国人を嫌いになる機会が増えるだけだと思う。抗争を過剰に演出してプロレスみたいにはしないでほしいもんだ。

さてさて、ほとぼりが冷めたようなので、ぼちぼち更新を再開させていただきます。

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2010年9月28日 (火)

ダルビッシュは泣いてくれるだろうか。

2010年、24歳でダルビッシュはMLB挑戦を決めた。これで、ファイターズも終わりである。行かない、行かないって、夢すら見てないよ、と言い続け、「国内で200勝したい」とまでのたまってきたが、こんなもんである。楽天の岩隈と仲良くポスティング。MLBの植民地政策であるWBCが功を奏している。そこらへんの球界問題は、江夏がプレイボーイでぼやいてくれるだろう。ドーム球場のないメジャーで活躍できるのか。国際大会でいい成績残してないけど大丈夫か。移籍金はいくらになるだろうか。とか、野次馬はいろいろ考えるわけだが、気にしてもしょうがない。ただ、北海道のファンとして気になることが、ひとつ。ダルビッシュは、泣いてくれるだろうか。もし涙を流したら、それは日ハムファンにだけ与えられた幸せである。

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2009年9月11日 (金)

潮田玲子は何になりたいのだろう。

ラグビーは日本では有名なマイナースポーツである。そのマイナースポーツのさらにマイナーである7人制がオリンピックの種目に選ばれた。そのマイナーな7人制のさらに女子があることをごぞんじだろうか。セブンス女子日本代表。マイナーにマイナーを重ねて、もはやその存在は注目に値する、と思う。

フィギュアやバレーは別にして、マイナーなさらにマイナーである女子選手による競技は、美人がひとり入ればメディアが飛びつき持ち上げ、人気という名のハシゴをかける。テレビが選手のケツを押して頂点まで押し上げたところで、あとは実力を待ちながら下からカメラでなめってオカズにする。下品だがそれが真実だと思う。

ビーチバレーの浅尾美和、女子ダブルスのオグシオ、ラクロスの山田幸代………ビジュアルがあればマイナースポーツが活性化することを彼女たちは証明した。そして、なでしこジャパンがそれを反証した。

さて、ラグビーである。誰かがハシゴをのぼらせられるだろう。

筆頭は、スタンドオフ 鈴木彩香である。

深く説明はしない。記事で前評判をつくる気はないので、判断していただきたい。注意は、検索すると同名のAV女優が出てくることだけ。どうせ、そろそろどっかが密着取材とかはじめてるだろう。わかりやすいヒロインづくり、おつかれさまです。

あとは、アナウンサーしか使わないキャッチフレーズを考えるのみだ。正しくは、キャッチフレーズではなくネーミングなんだが。

バレーは、火の鳥ニッポン
サッカーは、なでしこジャパン
ホッケーは、さくらジャパン
新体操は、フェアリージャパン

どれもこれも「日本」というコンセプトで突き進んでいるが、「さくら」は、よくわからんだろう。ネタ切れ極まった。というか桜のジャージーだけに、先にとられた感がする。

現状のマイナー感で言えば、朱鷺ジャパン。だが、そもそもジャパンと呼ぶのはラグビーから始まったはずだから、いらないはず。と、いってもテレビには民意は反映されないから無駄だろうが。

もちあげられた後は、落ちないことを心配するのみだ。メディアのハシゴは上れば上るほど景色がよくなるから、思わぬ悲劇を引き起こす。その象徴は世界水泳の田島さん。「めっちゃ悔しいですぅ」→「金がいいですぅ」→「女優になりたい」→「めっちゃ悔しいですぅ」は人気が地に落ちる、という言葉のわかりやすい前例を残してくれた。

現在、オグシオの「シオ」が、あの日の田島になりかけている。テレビメディアの用意した人気のハシゴに足をかけて曲芸している状態。レギュラーをバシリと決めた現在は尾張名古屋の金の鯱、人生転落の出初式か。

潮田玲子は、何になりたいのだろう。

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2008年8月17日 (日)

オリンピックの影の見どころ。

オリンピック以外の事柄に触れるのがハバかられるくらいに、オリンピックな状況だ。メダルをとったことが一番のニュースになって、とれなかったことがその次にくる。その優先順位の最後のほうの話題を、ここではとりあげてみたい。

中居くんの生えぎわである。髪切ったんだぁ、と思うよりもはやく、ここまできてたんだぁ、と思わせてくれた。お気づきの方も多いと思うが、オリンピックの熱狂の渦のなかで、誰もそのことに触れる余裕がない。それを計算の上で、中居くんは出し続けていると思うのだ。

今ならば、オリンピックだからスポーツマンっぽく刈り上げた、という必然性がある。このタイミングで出さないと、眉の上に広がるあの荒野をいつ出せるとも限らない。誰も指摘できない状況化にさらし続けることで、慣れてもらおうという魂胆ではなかろうか。

オリンピックの熱狂から一歩引いて、もう一度テレビを観てほしい。中居くんは、毎日がカミングアウトである。生えぎわは瀬戸際。ハゲと呼ばれる、ギリギリのところで踏み止まっている。かろうじてスマップやジャニーズという権威で持ちこたえている。これ以上隠しきることはできない、という苦渋の選択すら読み取れる被害度。横を向いたときの際どいライン。Y字に見えてなるものか、と趣向をこらしたセットの工夫。なんだか、こっちがハラハラしてしまう。

私は、星野ジャパンの試合を観ていてアナウンサーが「(打球が)抜けたー!」と叫ぶと、まっさきに現場にいる中居くんの毛を思い出す。広がるピンチは、額のフィールドと重なる。そして、そのストレスは現実的に本人にも襲いかかっているだろう。これ以上中居くんにストレスを与えてはいけない。がんばれ!がんばれ!星野ジャパン!

谷亮子の銅メダルが時代の終焉を漂わせたように、4年間の歳月は競技以外のところにも刻まれている。岩崎恭子の適齢期を迎えた感じ、古田敦也の薄っぺらくなってきた存在感、井上康生の第一線から退いてすっかり丸くなった物腰、相武紗季のわけのわからない方向への進出、浜ちゃんの芸人根性を捨てきった観るに耐えない関西的ミーハーぶり‥‥。4年間という歳月は人を変えるのだなぁ、としみじみ思う。

今回のオリンピックは予想以上に競技そのものが盛り上がってるせいか、バラエティー化されると味付けが濃すぎて胸ヤケを起こす。そのままで十分うまい刺身をソースべとべとのカルパッチョにされたような気持ち。競技者のストイシズムと、おちゃらけムードのコントラストが激しい。

あと、元関脇 舞の海の存在。オリンピックに関取を連れていって、何を期待しているのか。

text by 副編

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2008年6月27日 (金)

「グレーガンがやってくる!!」の衝撃。

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ラグビーは有名なマイナースポーツだからか。いまいち、ラグビートップリーグのサントリー・サンゴリアズにジョージ・グレーガン加入!の凄さがいまいち世間に伝わらない。

サッカーで言えば
「コンサドーレにジダンが来るようなもの」では言い過ぎになるが「ガンバにエムボマが来るようなもの」では物足りない。「レッズにマルディーニが来るようなもの」に近いと思う。プレーよりもなによりも、人としてキャプテンとしてすばらしい。存在が凄い。

さて、豪州元主将を獲得したことで「清宮監督がまた調子にのるぞ」と危惧したアンチ清宮も多いのではないだろうか。このラグビー用語「キヨミヤ」とは、サッカー用語で言うと「腐ったモウリーニョ」と思っていただいてかまわない。一例としてキヨミヤのコメントをあげておく。「日本代表メンバー15人のうち、1人日本人がいればいい」「サッカー選手はメディアに対して、まともに話せない」。そのビッグマウスは、批判的というより卑屈である。

その卑屈さが、ヒールになりきって業界をもりあげるためではないところが悲しい。我が道を行く人、と言えないこともないが「自分がどうして嫌われるかわからない子」のほうが正解だろう。こどもなんだ。あわれみの目をもっていつもみている。グレーガンも我が道を行く人ではあるが、その我が道が広大である。その背中にたくさんの人がついてくる。くらべれば、清宮の我が道は尿道レベルの細さである。思いのままに欲求を垂れ流しているだけなのだ。

汚い話になってしまったので、
グレーガンの素晴らしいコメントで締めたい。

ワールドカップ決勝の延長戦、終了間際にイングランドのウィルキンソンのDGで惜しくも破れたときの、主将ジョージ・グレーガン。

「壮絶な戦いだった。延長戦に突入して、世界最高の2チームがしのぎを削ったんだ。イングランドは本当に素晴らしいチームだ。“おめでとう”という言葉を彼らに贈るよ。彼らはよく戦った。そして私もこの仲間、ワラビーズのチームメイトをとても誇りに思っているんだ。私たちは14対5から盛り返して、延長戦まで行ったんだからね……イングランドのファン、オーストラリアのファン、すべてのサポーターたちに向けて。素晴らしい夜を、どうもありがとう!」

text by 副編

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2007年9月20日 (木)

Rugby World Cup3「身捨つるほどの祖国」

松崎しげる、つのだ☆ひろ、森進一、J-WALK、西城秀樹、五木ひろし、八代亜紀、カールスモーキー石井、野口五郎、工藤静香、氷川きよし、和田アキ子、西川貴教‥‥

彼らの共通点をごぞんじだろうか。

モノマネされやすい人ではない。

正解は、国歌の独唱をしたことがある、である。

ヒデキに日本を代表させてしまうセンスは、日本人しかわからない味がある。Jリーグができた頃のチャラけた空気の名残りなのか。私は、こんな国歌のひどい扱い(特にスマップ中居独唱)のせいで、涙を流して君が代を歌うことなど、自分の人生において金輪際ないだろうと確信している。

さて、21日午前4時から、ラグビーワールドカップの日本戦がある。

相手はウェールズである。
ラグビーは国技である。
首都カーディフである。
ミレニアム・スタジアムである。
7万4000人収容である。
しかも、ワールドカップである。
そこへ国歌がくる。
ランド・オブ・マイ・ファーザーズ
『勇敢なる雄々しき戦士達は、
 祖国のためにその血を捧げた』
その7万の合唱は世界一だと思う。

ウェールズの国歌は、寺山修司のうたを思い出させる。

 マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや

もし、身を捧げるほどのものを「愛国心」というならば、そんなわかりやすいものはもちあわせていない。でも、力を一点に集めて突破するラグビーのような競技にとって有効に作用するものだけが愛国心ではなく、もっと使い道のない、役にたたない愛国心があっていいと思う。

私は日本のこういうところが好きである。

おっさんになっても漫画やゲームを愛するこころ。ヒデキが国歌をまかされるというセンス。スマップ中居の国歌独唱などの自虐的な笑い。一大事があってもカッパ発見を報じる東スポ的感覚を楽しむ余裕。実力がなくても人がいいだけで渡り歩けるぬるいサラリーマン的世界……

多少歪んではいるが、社会に対して抱く愛着ということで、これはこれで「愛国心」としてほしい。WBCで韓国人がマウンドに旗を立てるような「反」の感情がもちにくい国だから、そうゆうところでしか日本を好きな日本人は増えないと思う。

Hatabou

あす午前4時。ウェールズの真正面からの強烈な愛国心を体感し、この屈折した愛国心を矯正したいと思う。

text by 副編


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