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2010年10月26日 (火)

1250年ぶりですね。

長年正倉院から消えていた陽宝剣と陰宝剣が、東大寺の大仏のひざの下から見つかった。

失われた宝剣か。
こういう歴史ロマンは大好物である。

持ち出せたのは光明皇后ただ一人らしい。光明皇后と言えば、たしか夫の聖武天皇が病弱になってくると、実権を握りだした女帝。薬草を集めて病人に施す施薬院と貧窮者の救済する悲田院を建てたナイチンゲール的存在だったという説もある。

しかも正倉院から持ち出された記録は759年だから、皇后が世を去る半年前にあたる。死を見すえて、世の安寧と平穏を願って大仏の下に埋めたのかもしれない。

と、ニュースが騒いでいる。

たしかに大仏は、干ばつや飢饉や地震を鎮める地鎮のためだったんだと思う。732年に干ばつ。733年に飢饉。734年にとどめの天平大地震、とくれば、もう大仏を作ろうという気持ちもわからんでもない。

ここから平和な現代人は、妄想をふくらませる。陰と陽を地から掘り返された。みたいなことから、もろに地震を予見する道教かぶれの輩も現れるだろう。動物(クマ)の異常行動から、確信を深める馬鹿もいるはずだ。じゃあ北陸で地震があるってことか。なんて、色めき立ってもしかたがない。世の安寧を願う宝剣を観て、不幸を想像するのも無粋である。

1215年後の現代、世は安寧とは言いがたいなぁ。また年末に施薬院と悲田院を合わせたような「派遣村」が出来るのだろうか。不況に失業、政変、尖閣、中国、異常気象とくれば、もう大仏でもつくるしかないのか。

陽宝剣と陰宝剣を埋めた光明皇后の気持ちを考えると、埋め直したほうがよいような気がする。ついでに仙谷も大仏の下に埋めたい。

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2010年10月21日 (木)

「モバゲー&グリー」は第二のパチンコ

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どんどんビッグタレント投入してるな。怪盗ロワイヤルだかなんだかしらんが、モバゲーのCMにとんねるず木梨起用。グリーもタレントCM連発だ。のさばってきたな。やれやれである。


いろいろ言いたいことはあるが、
まず、モバゲーやグリーと言った、
いわゆるソーシャルゲーム商法の
悪の基本をおさらいしよう。

ごぞんじだと思うが、一応ね。


その1「無料詐欺」

最初は課金せず、無料で遊べて特典をくれるほど。ゲームに熱中してきた頃に、アイテムがなければほとんど進展不能になる。アイテムは課金制、後払いで購入可能。パチンコ屋でATMに行くような行動がショートカットされているから罪悪感なく実にスムーズ。「詐欺」とは言い過ぎでしたか。


その2「招待制度」

友達を招待すると、ポイントがもらえる。ポイントでもっと遊べる。よくよく考えたら、ねずみ講みたいでしょ。しかも、気の弱い人は、招待してもらったから辞めることもできなくなる場合もあるらしい。そのうち、何人紹介したらランクが上がるマルチ商法に発展するかも。もうそう言っても過言じゃないかもね。「マルチ」とは言い過ぎでした。


その3「仮想通貨」

ゲーム内のポイントは、架空通貨である。他のサービス・物品の購入に当てられる。パチンコの景品交換所みたいなもんだ。今後、ケータイゲームにクレジットカード決済がついたら、もっと悪質。ケータイで借金まで出来るようになるんだから。言い過ぎました。パチンコのほうがまだマシですね。


『無料のケータイゲームが大人気!』


と言えば聞こえはいいだろうが、


『パチンコとマルチを組み合わせたような商法が大人気!』


というのが実態だと思う。だから、パチンコのCMが減っていく中、ケータイゲームのCMが増えていくことも必然なわけだ。みんな、こんなことはうすうす気づいていると思う。


お父さん、お母さん、あなたの子どもは大丈夫ですか?


と、心配したくなるが、先手を打たれたのが、最近のグリー&モバゲーのCM。どっちも「大人がケータイゲームなんてやんないっすよね」「え、やってるの」という展開。すでに、ガキ相手の地ならしが完了し、いよいよ高所得者層を狙ってきた感じだ。大人になったらゲームなんてやんなくなると思ってたけど、今の大人ってやるもんね。よく考えられたシステム、というか手口だなあ。


こんな会社にとって、ほんとうにCMって大事なんだよな。たっくさんCMやってんだから悪い会社じゃないだろう、という架空の安心は、消費者金融でぶっこわれたと思っていたが、こんなところにまだ蔓延してる。まだ、だまされる人がいる。テレビCMって、ほんと凄いなあ、と実感するよ。


ゲームの質については、何も言わない。ただ問題は、「無料といいつつ課金制」と「マルチのような友達紹介システム」のアクドサを、大量のCMでごまかしていること。そして、テレビ局はそれに気づいていながらもたくさんCMやってくれるからお目こぼししてること。気づいたほうがいいよ、CM出演タレントも。


ケータイゲームか。

おもしろいのかも知れないが、商売としてだんだん汚くなってきた。大げさかも知れないが、課金システム改善しないと、子どもにパチンコさせてるようなもんだと思う。子どもなんて、アイテムなんてバンバン買うぞ。なんか起きるのは目に見えてる。はやく動けよ、国。

Nodaseiko

今回は、当たり前のことばっかり書いたと思う。でも、言い過ぎてたら、ごめんね。

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2010年10月20日 (水)

閑話 秋ソバ

ソバがうまい季節になってきたなあ。

最近は、ソバばかり食ってる。

北海道産のソバの旬は9月だけど、

たいてい新ソバと言えば10月だ。

いいソバが本当にうまいなあと思えるのは

やっぱり冷たいソバ。

茹でたてをサッと洗われてきたソバは

うっすら緑がかってて、

つやつや輝いてみえる。

口に運ぶと、ふんわりといい香り。

噛んだ時コシも、歯ごたえ上等、

ツツーっとのどを通るのどごしが心地よい。

で、ソバ自体になんというか、

みずみずしい甘みがある。

かつお節と醤油を効かせたタレは、

みりん少なめの甘過ぎない程度がいい。

ねぎは多めにどっさり入れたい。

そして、一息で、思いっきり、

ズズズーッと流し込む快感。

やっぱり秋はソバだなあ。

そういえば、

野球はクライマックスシリーズを

ロッテが勝ち抜いたそうだ。

ダルビッシュはファイターズ残留を

ブログで発表したそうだ。

北海道補選は町村が優勢だそうだ。

ハートレー第2彗星が今夜

地球に大接近するみたいだ。

中国が新型の攻撃型原潜を

配備したらしい。

このような記事に

ありがちな感想を寄せようかと思ったが、

やめた。

よく考えたら、

今日食った「もりそば」のうまさを

上回るニュースなんてない。

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2010年10月19日 (火)

松本人志がまた映画をつくるらしいね。

また映画ファンとお笑いファンのややこしいヒヒョー合戦が始まろうとしている。

映画館で見たいのは、映画である。お笑いではない。

というのが、一般的だと思う。でも、ダウンタウン松本は芸人として、映画をつくっている。このめんどくさい構造は、今だに状況をややこしくしている。「お笑いは映画館で見るべきものか」という違和感。松本映画の問題は、現状はここらへんを漂っていると思う。おもしろい、おもしろくない以前のわずらわしさ。映画館に、お笑いを観に来ている客は少ないのに。

映画とお笑いは違うんだよ。という人がいる。
だが、「映画らしさ」って何だろう。って、考えてしまう。

人気俳優、有名女優、巨匠監督、あっと驚くラスト、感動のストーリー、社会風刺、これは実話です。などなどを楽しむのが映画館である。どれかが入っていないと、映画じゃないと言ってもいいくらいである。松本監督は、この要素が少ない。映画じゃないみたいな映画だから、映画としてヒヒョーしてもコントとしてヒヒョーしても的外れになる。実験的作品というのは、映画監督として直接ダメージを受けないもんなのだ。だから、どれだけ攻撃しようとしても、今はムダ。

次回作は、本人が出ないらしいね。ダウンタウン色が消えて、これで少し映画っぽくなるのかな。だとしたら、映画としての感想のもちようがある。

あえて褒めるところを探すなら、映画にのぞむ姿勢とかしかない。松本作品の「俺がふつうの映画つくっても、面白くないだろ」という精神には賛同できる。けど「こうしたほうが面白いだろ」にはまだ賛同できないレベル。根っこの精神だけは応援できる。世の中に迎合するおしゃべりクソ芸人の品川みたいな松本なんてみたくない。

2作品重ねてきて、ヒヒョーすべきテーマだけははっきりしてきた。

映画として観てもらえていないというジレンマを解消できるか。

であると思う。早くカンヌとかとってくれれば、ファンも、取り巻きも、芸能界も、本人も、みんなが楽になれるのになぁ。映画として観てもらうためには、松本を知らない海外からの評価は不可欠に思える。

松本と言えば、この前、「NHKのプロフェッショナル仕事の流儀 松本人志スペシャル」を見た。「松本はこの状況さえも笑いに変える」「この間、松本は瞬時にネタを見つけ出した」「渾身のボケだった」などなど、ナレーションがとにかくバカにしている。「松本人志のコント MHK」よりも笑えた。取り巻きのイエスマンぶりは切なさを醸した。否定したら即、仲間はずれにされるんだろうな。NHKが半年かけて作った泣ける傑作コントである。ちょっと泣きそうになった。

次回作の話題を盛り上げるために、松本ニュースは続くだろう。こんなふうに、また松本人志のことを考えさせられるシーズンがきたんだなぁ、と実感する。天才ではなくても、天才であってほしいと思うのがダウンタウンを観て育ってきた世代の気持ち。いずれにしろ、映画監督になりたくて下積みを続けてきた人に対して、天才ぶりか無能ぶりかをはっきり示す立場にあると思う。作り続けて証明しきってほしいもんだ。

作品うんぬんをのぞいた話で言えば、映画で売れなかったら売れなかったって、自分で言えないところがきつい。誰も言ってあげられる人がいないことが、もっとつらい。親友とかいないのか。

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2010年10月18日 (月)

インパクトのインフレ「auのレディガガ」

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冗談で、レディガガでも起用しないと、なんて言っていたら、本当にレディガガ出してきますか。偶然とは怖いもんである。ともあれレディガガを民放CMで見れるのは、うれしい。めったに見れない眼福がある。ただ、イメージのインフレが心配だなあ。

ボルト、そして、レディガガ。つまり手アカのついていない現役の世界的有名外タレ路線。この流れから、水泳のマイケル・フェルプス、バイクのロッシあたりに手を出して行くと、もはやビッグネームのスケールだけの無意味CMが完成する。メッシなんて論外だ。ここらへんで、スタートダッシュはそろそろ潮時じゃないか。じゅうぶん驚かせた。休みなよ。

アンドロイドを待て!のタレントとして「ドラえもん」くらいまで緩く舵を切れると楽になれるんだが、スピードですぎてて曲がれないだろうな。実際にレディガガがau使ってるわけでもないし、auを使ってるシーンがあるわけでも、コメント寄せてるわけでもない。しょせん出オチCMだから、話題の初速は早いが持続力が期待できないもんだ。

ニュースをのぞくと「auの攻めの姿勢」なんてものが取りざたされているが、ボルトやガガは絶対すべってはいけない、という恐怖感の裏返しからくる安全パイ。カネにモノを言わせた守りのCMだ。「ノーボーダー」「フリーダム」で全世界を目指したカップヌードルが、イメージのインフレを起こしたように、「未来へ行くなら」なんて、でかい風呂敷を広げた後が怖い。攻めなきゃいかんのは、むしろこの後。

auは、まだ見当つけないで、でっかい爆弾を適当に落としている段階。つくりたい未来や戦うべき敵がまだ見えにくい状況。アンドロイドを待たせておいて、さあどうする?

個人的には、ケータイはもう十分、未来を示したと思う。新しい機能が出てもさほど新しさに驚かないだろう。みんな未来に飽きている。未来が過去になるスピード早すぎて、わくわくする気力がわいてこない。どうせまた新機種でるんだろ、という感覚におそわれちゃう。ケータイが示す未来なんて、今や使い捨てのインスタント未来なわけだ。

ケータイが世の中をつまんなくしたことも、ケータイ会社はちゃんと見つめてほしいな、と思う。テレビが見れるようになったけどさ、家に急いで帰る楽しみとかなくなった。ケータイいじって親子が会話しないのって、さみしい未来だなって思う。そろそろ、未来や便利の揺り戻しが起きてるような気がする。影をひっくるめて光を見せてくれないと、ケータイの未来なんて、広告がつくいつもの明るいウソでしかない。

ドコモの渡辺謙が漂わす切なさは、そこらへんをちょっと意識していると思う。

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2010年10月15日 (金)

ケータイCM雑感

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国内3社のケータイCMが出そろった。auはボルトである。かっこよすぎて最高にくだらない。

まず、ありもの映像をデザインで誤魔化して作った感に、がっかり。提供:TBSって書いてほしい。「未来へ行くなら、ちゃんとCMを作れ!」という反面教師的CM。ボルトがダースベイダーに猛スピードで体当たりしたり、白い北海道犬を散歩でぶっちぎってリードで引きづりまわすくらいの刺激がほしい。予想外だけど、誰が喜ぶんだこのCM。やる気はわかるが、auが一方的にやる気を押し付けているだけ。喜ぶのは、寝ているだけでジャパンマネーが入ってくるボルト本人だけだろう。

しかも、他社に比べてシリーズの広がりが見えてこない。最初の感想は、前回の世界陸上から1年以上経過した今、ボルトってもはや懐かしい域に達したんだなぁというボルトに関する感想。来年8月に韓国で行われる世界陸上まで引っ張れるんだろか。この分だと、ボルトに限らず、未来を感じさせる世界的有名人をつぎつぎ出してなんとか間に合わせていこうとすんだろうな。外タレをつぎ込んだ懐かしきボーダフォンを思い出すよ。

ドコモは、相変わらず古いCMの型を踏襲している。俳優と女優を起用してドラマ仕立てにしたら、一丁上がり。これ「ドコモ臭」とでも言うのかな。絶対奇抜なことを許さない役所的な古い体質が臭う。ただ、渡辺謙のネームバリューで安定感は増したことは確か。「私は、ケータイ」という擬人化設定は、表現として新しくはないが、「アンドロイド」ケータイという言葉の深みが隠れていて、おもろい。メカと人間とかいう深いテーマが底流にある。だが、そもそもスマートフォンの2台目時代に、このコンセプト「ひとりに、ひとつ」ってどうだろう。

ドコモは王道とか思ってるだろうが、ケータイの王道とは、常に一歩先いっていなければならない感。王道が現在進行形なんだと思う。周りが何もしてなかったら、そのままでいんだろうけど、ライバルがイケイケだから、老舗はつらいよね。

それに比べて、ソフトバンク。

CM上で完全に王道感を築いたと言っていい。本来その主流的位置にドコモが座っていたはずなのにね。完全に顧客数で勝っていたというドコモのおごり、過去に純増数でトップを走り続けてきたauの気のゆるみに「喝」を入れた格好。たとえauがスカイプ導入しても、それだけで売れるほど世の中は追いついていない。

長男のドコモは、貫禄を見せようとし、
真ん中のauは、かまってもらえず、
末っ子のソフトバンクは自由にのびる。

ケータイ会社の競争も、兄弟ゲンカみたいなもんだ。ケータイキャリアを三兄弟に見立て、オンナを取り合うような、こんな時代の消耗戦を笑う自虐CMが見たいもんである。

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2010年10月14日 (木)

ゲームというより罰ゲーム「日韓戦」

そば屋で麺をスパゲティーのようにくるくる箸に巻きこんで食べているおっさんを見た。

不思議だなぁ、と思っていたら、一緒にいた上司が「あれは、四十肩だからさ」と教えくれた。なるほどね。長い麺をほどくとき、箸を高く上げられないのか。そばと肩こりの関係なんて、年をとらないと見えない悩みだ。知りたくもなかったが、おもしろい。

さて、知りたくもない話をもう一席。

アクセス数が不気味な延び方をしているので、恐る恐る調べてみたら、気持ち悪い噂に出会う。

「有村智恵 週刊誌」

の検索が延びていて、どうやら、アサヒ芸能のこんな記事が原因らしい。

「横峯さくらレズ疑惑 有村智恵を誘惑」

あからさまなおもしろ芸能ネタ。梨元勝が生きていたら、腕まくりして取り組んでいたようなヤマである。こんなもんでも、自称ファンで他称オタクの人たちが本気で反応するんだろうな。

「アサヒ芸能」

で検索してみたら出てくる出てくる候補フレーズ。

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「有村智恵 アサヒ芸能」「アサヒ芸能 有村」
「横峯さくら アサヒ芸能」「アサヒ芸能 有村
知恵 横峯さくら 有村智恵 アサヒ芸能」「ア
サヒ芸能 10/12」

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踊らされすぎである。あまりにも男の影がなさすぎる女性を、エロい想像にもってく時の常套手段が「レズ疑惑」。ウソだったとしてもエロ楽しい話だし、マジだったらエロいだけ。怒るのは目が本気のファンだけである。俺の「ありちぃ」を汚すな!傷つけるな!という具合だ。妄想の中でさんざん汚しておいて、よく言うよ、である。

有村智恵って、けっこうファンがいるんだなぁ。

と、いうのが今回の件の感想である。
もうそれ以上は言うまい。
有村のはちきれんばかりのふくらはぎや、横峯オヤジのしゃぶしゃぶ店をプロレスラーに襲わせた件などには、あえて触れないでおこう。言うとまた、長渕ファンの頃のような悲劇が繰り返される。ネットフーリガンの団体客はもうこりごりである。

あと、フーリガンといえば、日韓戦。

韓国戦って、視聴率と引き換えに選手を失う試合なんだと再確認。

カネ目当てだろうけど、定期化したとたんに視聴率が落ちていくと思うから、選手を失うリスクだけが残ると思う。ゲームというより罰ゲーム。罰ゲームを定例化してつまらなくなったダウンタウンの特番を思い出す。ザッケローニもイタリア人監督だから、マルディーニの頭をシュートするような選手のいる国との試合はヤだろうな。代表人気向上策として韓国を焚きつけようとしてるけど、韓国人を嫌いになる機会が増えるだけだと思う。抗争を過剰に演出してプロレスみたいにはしないでほしいもんだ。

さてさて、ほとぼりが冷めたようなので、ぼちぼち更新を再開させていただきます。

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2010年10月 7日 (木)

auの逆襲はあるのだろうか。

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くつろぎ仕込のCM「ちんちん篇」が打ち切りになった。クレームに負けたんだろうな。「毛布の中でにゃんにゃん篇」のスタートである。なんとも残念なパワーダウン。白旗を上げるには早すぎる。タレントを男にしてホモCMやるくらいの逆襲がほしいもんだ。後は惰性で当たりおさわりのない路線で消えていくしかないじゃないか。北川景子にカワイイだけでCMをもたせられるオーラはない。そろそろ消灯時間は近い。

そろそろ始まりそうなCMと言えば、auだろう。誰が好評と言い出したのか知らないがひと昔前まで「ガンガンメール」一色だった。人気がある感を作りだすことに成功していたが、潜在的アンチが多そうだから終わって当然。だが、あの土屋アンナの薬物中毒的ビッチ感を全面に押し出した恥ずかしいCMは、インパクトがあっただけに無くなると不在感が大きい。

ソフトバンクは面白すぎない適度なマンネリ企画で「CMの定番」と呼ばれるポジションを獲得しつつある。ドコモは渡辺謙とダースベイダーで不安定な人気ながらも辛うじて貫禄を保っている。さて、auは勝負から降りたのだろうか。確かにテレビCMでケータイを選ぶ時代ではないが、イメージCMの遅れてる感じが「だから、auはダメなんだよ」に拍車をかける。

10月18日にauの秋冬モデルが出る。メガネケースようなスマートフォンから、i-phoneのように進化するらしい。機種よりかも知れないが、CMも始まるだろう。ソフトバンクにスマップを抑えられた今、ジャニーズは塞がっているとみていい。嵐を使っても無駄なあがきだ。国内主要タレントはドコモの触手に犯されている。ソフトバンクに抜かれる日はau終了の日だ。せめてレディガガ起用くらいの根性みせてほしいもんである。

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昔、あんなに2位が世の中を面白くするって言ってたのに、面白くない。3位になるから?

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2010年10月 6日 (水)

IQゼロの爽快「香里奈のWゼロカクテル」

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OLコスプレの香里奈がたずねる。

「カクテルいっちゃいます?」

その声に応えて同僚たちが一斉に

「イエーイ!」

オフィスの壁がドリフのように倒れ、
一瞬にして船の上に早変わり。
そして、香里奈がカメラに叫ぶ。

「ごっきげーん!」

「アルコールゼロのカクテルですから~!」

この脳みその軽い感じは、流石に確信犯だろう。「ごきげん!」なんてセリフは、MCAT以来聞いていない。突きヌケたアホさ加減はソーカイだ。「アルコールゼロのカクテルってジュースじゃないの」という誰もがつっこみそうな批判を、テンションで振り切ろうとしている感じもステキ。疑問なんて挟ませるヒマもなく「ごっきげーん!」。香里奈のハラ立たない程度の調子のこき方が、本当に絶妙である。

ここまで明るいアホだと怒りを通り越して、笑えてくる。いろいろ考えた末に、何も考えないことに行きついた禅の境地かもしれない。誰かが、こんなアホCM流すな、と文句のひとつもこぼしそうなもんだが、選んだ人は80年代出身のやわらかアタマだったんだろうな。

いやはや、なんとCMらしいアホだろか。今の時代、IQをゼロにすることのほうが高度である。無我の境地で「ごっきげーん!」。平成も22年の現代に、こんなに明るくてバカなバブリーなCMはうれしい。まったくもって未来を感じないCMだが、あえて思いっきり空振りした感じが逆に新しい。アタマのいいやつゼロのCMをひさびさに見た。イヤミではなく、純粋にほめ言葉として言える。アホだなあ。

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2010年10月 5日 (火)

「ベストジーニスト賞」はハダカの王様

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「男はジャニーズ、女は歌手」という長年の伝統を頑固に守り続けるベストジーニスト賞。触れるのもイヤになるようなくだらん話題だが、こういうマスコミがお茶の間を無視して作り上げた架空の評判こそ、ネットでとりあげるべき格好の物件だろう。

一般選出部門     亀梨和也(ジャニーズ枠)※5年連続
           倖田來未(エイベ枠)※5年連続
グローバル特別敢闘賞 本田圭佑(スポーツ枠)
協議会選出部門    桐谷健太(ドラマ・映画枠)
           板野友美(アイドル枠)
           はるな愛(タレント枠)

ベストジーニスト賞なんて、タレントにとりえがないから無理に付加価値をつけようとしてお情けであげている賞だ。それでもファンが心から受賞を喜んでいる微笑ましい世界が存在するのは知っている。そういう人らには無価値ではないだろう。でもね、ネット投票だから、この数年で荒らされて淘汰されていくに決まってるんだよ、こんなもん。盛り上がったぶん、後で恥ずかしいことになる。それがアイドルってもんなんだろうが。

日本ジーンズ協議会は、この結果をどう思ってるんだろうか。

5年連続で亀梨と倖田が選ばれた今、完全に時代に追い抜かれたと悟るべきだ。過去にほりえもんを選んだ当時のアングルはない。話題の広がりがなさすぎると、賞の存在意義に批判が向かって、無価値だと気づかれるだろう。一応、意外性枠として「はるな愛」を選んだんだろうが、話題が弱い。

賞が時代に追いつかれ、ありがたみが薄れる原因は、過剰なマスコミの持ち上げのせいでもあるが、ネットのせいでもある。テレビがマスコミの王様なら、ネットは「王様が、はだかで歩いている」と言える子どもである。今やそんな子どもが、わんさかいる。

ベストジーニスト賞の発表の季節になると、はだかだと気づいていながらも、聞こえないふりをして、ちんちん丸出しで歩いているマヌケなマスコミの姿が浮き彫りになる。レコード大賞といい、形骸化した賞は自らがハダカだと認めるタイミングを失っている。ハダカを売りにするくらいの自虐的な開き直りがほしいもんである。いっそ、ベストジャニーズ賞にしたほうがイサギがいいんじゃないかと思う。

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初の韓国人受賞とか意外な人にやるとか、ちゃんとニュース作ればいいのに。


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2010年10月 4日 (月)

サブリミナルエロCM「くつろぎ仕込」

反応したら、負けなんだろうな。「アサヒ くつろぎ仕込〈4VG〉」の件。だが、あえてタクラミに乗っかって、やつらが戦略と呼んでいるもののクダラナサを、庶民として笑ってみようと思う。

テレビCMと称して、女優が男のちんちんを枕にしながら、手の甲で竿の位置を確認する映像が流れている。画面は男が自分の股間を見下ろす視点から始まる→股間中央に女の頭が突然入りこんでくる→女はカメラ目線のまま、そっと股間へ手をのばす→女の細い指はジッパーを焦らすように下ろしたりはしないで、ビールを差し出す。フェチビデオに近いCMである。

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まるで、ウィルソン・ブライアンの「メディア・セックス」という本に影響を受けたかのような仕上がりである。サブリミナルなエロが、購買につながるというのは証明されているらしいが、90年代で発想が止まっていて、実にくだらん。昭和の手法でだまされると思うのかコノヤロウ。

これが結構、だまされるんだな。

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「北川景子、触ってるんじゃない?」

という、言葉にならないほどの数秒の疑問。
その頭によぎる無意識が狙いなわけだ。

妄想しすぎか。
いや、ほかにこんな見え見えのエロをやる意図が見えない。
映像には「股間」「女性」「ビール」という記号化されたものだけが出る。余分なものは排除されている。やっぱりサブリミナルなすりこみが狙いだろう。

コカコーラのびんや車のボディの曲線は、女性のカラダをモチーフにしている。そんな隠喩が、手にとりたくなる欲求と結びつくように、触られているかのような潜在的なエロが、飲みたくなる欲求と重なるわけである。

だが今回のエロが、ほんとうに売り上げに反映されるのだろうか。

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松たか子「コクの時間」の若女将や檀れい「金麦」のベタな妻は、週刊文春や週刊現代のグラビアレベルだが、北川景子の「くつろぎ仕込」は週刊プレイボーイレベルである。ビールを手にとるときに、プレイボーイを手にとるような嫌らしいイメージが邪魔になると思う。若い女性は買いたくないだろうな。

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そして、俺にはどうしてもこのCMが、低レベルな悪ダクミにしか見えないのである。サブリミナル的な手法はもちろん、口コミという自然発生的なものを人工的に発生させて大衆を操作しようと考えてるアキンドのチンケな意図しか感じられない。

だってCMに出てくるのが、

『コカン、ビール、オンナ』

これだけしか出てこないのは、ひどい。
自社でつくった商品に対する愛のなさを圧倒的に感じさせる。
こんなCMで商品が売れるような世の中ではないことを、心から願う。

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ただ、エロを電波にまぎれこませる手法は面白い。友人はくつろぎ仕込みを「エロビール」と呼んでいる。こんなCMに対して、正しい呼び名だと思う。企業やメディアの思惑がつくった「大好評!」に、無理につきあう必要はないのである。

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まず北川景子が、クレームを入れるべき。
色っぽい女性としてオファーされたか知らんけど、
これじゃただのエロ女だと思うよ。

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