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2010年10月15日 (金)

ケータイCM雑感

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国内3社のケータイCMが出そろった。auはボルトである。かっこよすぎて最高にくだらない。

まず、ありもの映像をデザインで誤魔化して作った感に、がっかり。提供:TBSって書いてほしい。「未来へ行くなら、ちゃんとCMを作れ!」という反面教師的CM。ボルトがダースベイダーに猛スピードで体当たりしたり、白い北海道犬を散歩でぶっちぎってリードで引きづりまわすくらいの刺激がほしい。予想外だけど、誰が喜ぶんだこのCM。やる気はわかるが、auが一方的にやる気を押し付けているだけ。喜ぶのは、寝ているだけでジャパンマネーが入ってくるボルト本人だけだろう。

しかも、他社に比べてシリーズの広がりが見えてこない。最初の感想は、前回の世界陸上から1年以上経過した今、ボルトってもはや懐かしい域に達したんだなぁというボルトに関する感想。来年8月に韓国で行われる世界陸上まで引っ張れるんだろか。この分だと、ボルトに限らず、未来を感じさせる世界的有名人をつぎつぎ出してなんとか間に合わせていこうとすんだろうな。外タレをつぎ込んだ懐かしきボーダフォンを思い出すよ。

ドコモは、相変わらず古いCMの型を踏襲している。俳優と女優を起用してドラマ仕立てにしたら、一丁上がり。これ「ドコモ臭」とでも言うのかな。絶対奇抜なことを許さない役所的な古い体質が臭う。ただ、渡辺謙のネームバリューで安定感は増したことは確か。「私は、ケータイ」という擬人化設定は、表現として新しくはないが、「アンドロイド」ケータイという言葉の深みが隠れていて、おもろい。メカと人間とかいう深いテーマが底流にある。だが、そもそもスマートフォンの2台目時代に、このコンセプト「ひとりに、ひとつ」ってどうだろう。

ドコモは王道とか思ってるだろうが、ケータイの王道とは、常に一歩先いっていなければならない感。王道が現在進行形なんだと思う。周りが何もしてなかったら、そのままでいんだろうけど、ライバルがイケイケだから、老舗はつらいよね。

それに比べて、ソフトバンク。

CM上で完全に王道感を築いたと言っていい。本来その主流的位置にドコモが座っていたはずなのにね。完全に顧客数で勝っていたというドコモのおごり、過去に純増数でトップを走り続けてきたauの気のゆるみに「喝」を入れた格好。たとえauがスカイプ導入しても、それだけで売れるほど世の中は追いついていない。

長男のドコモは、貫禄を見せようとし、
真ん中のauは、かまってもらえず、
末っ子のソフトバンクは自由にのびる。

ケータイ会社の競争も、兄弟ゲンカみたいなもんだ。ケータイキャリアを三兄弟に見立て、オンナを取り合うような、こんな時代の消耗戦を笑う自虐CMが見たいもんである。

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