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2010年10月26日 (火)

1250年ぶりですね。

長年正倉院から消えていた陽宝剣と陰宝剣が、東大寺の大仏のひざの下から見つかった。

失われた宝剣か。
こういう歴史ロマンは大好物である。

持ち出せたのは光明皇后ただ一人らしい。光明皇后と言えば、たしか夫の聖武天皇が病弱になってくると、実権を握りだした女帝。薬草を集めて病人に施す施薬院と貧窮者の救済する悲田院を建てたナイチンゲール的存在だったという説もある。

しかも正倉院から持ち出された記録は759年だから、皇后が世を去る半年前にあたる。死を見すえて、世の安寧と平穏を願って大仏の下に埋めたのかもしれない。

と、ニュースが騒いでいる。

たしかに大仏は、干ばつや飢饉や地震を鎮める地鎮のためだったんだと思う。732年に干ばつ。733年に飢饉。734年にとどめの天平大地震、とくれば、もう大仏を作ろうという気持ちもわからんでもない。

ここから平和な現代人は、妄想をふくらませる。陰と陽を地から掘り返された。みたいなことから、もろに地震を予見する道教かぶれの輩も現れるだろう。動物(クマ)の異常行動から、確信を深める馬鹿もいるはずだ。じゃあ北陸で地震があるってことか。なんて、色めき立ってもしかたがない。世の安寧を願う宝剣を観て、不幸を想像するのも無粋である。

1215年後の現代、世は安寧とは言いがたいなぁ。また年末に施薬院と悲田院を合わせたような「派遣村」が出来るのだろうか。不況に失業、政変、尖閣、中国、異常気象とくれば、もう大仏でもつくるしかないのか。

陽宝剣と陰宝剣を埋めた光明皇后の気持ちを考えると、埋め直したほうがよいような気がする。ついでに仙谷も大仏の下に埋めたい。

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