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2008年9月18日 (木)

皆様に怒られて6周年。

好きなものをバカにされると人は本気で怒る。どうしてそんなくだらないことで怒るのかわからないときは、好きなものをケナしてしまったときだ。昨日、友人のおじいちゃんと話していて、時代劇をバカにしたら突然、胸ぐらをつかまれた。ほんとうに好きなものは、ほんとうに好きだからこそ心の底に隠されている。「何も知らないくせに」という怒り方があるが、知らなかったのはあなたが気持ちを隠していたからだ、という反論ができると思う。

ある少年野球チームの名前を笑ったら、そのチームに加入する少年の母親らしき人に真面目にしかられた。サントリーの監督を批判したら、本人かファンらしき人から嫌味を書かれた。織田裕二のテンションを笑ったら、事務所らしき人から「織田のがんばりを知らない」と指摘を受けた。くぅちゃん(倖田來未)からエロをとったら何も残らない、と書いたら嫌がらせメールが多発した。長渕剛ファンサイトTOP OF HUNGRYを「空腹の頂点」と直訳したとき、猛烈に怒られて削除した。

かんたんにこのサイトを振り返るだけでも、怒りは愛の裏返しだった。愛があるからこそ怒れる。そして、そうだとしたら、俺は今、コンサドーレをけなされて怒ることができるだろうか、不安になる。今はもう、プロレスをけなされて怒ることはできないかもしれない。

「何も知らないくせに」と怒られて悟ることは、そこまで好きなのね、という感慨だ。私は本人よりも長渕ファン、織田ファン、くぅちゃんファンが好きになった。よく怒る人というのは、恐い人ではなく、愛情深く傷つきやすい人だと思うから。

いま、日本人を怒らせるのは至難の技である。価値の多様化というやつで、日本人が怒るポイントも、複雑化しているなと思う。

韓国が竹島を占領しても怒らない。
子どもが悪いことをしても怒らない。
でも、長渕をバカにしたら本気で怒る。

という人だって、いるかも知れない。

最後に、大ヒットDVD『温厚な上司の怒らせ方』の説明文が、「怒」というものを考える意味を非常にうまく言ってる気がするので、引用してシメとしたい。

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「私は、人を苛立たせたり、怒らせたり、気持ち悪がらせるなど、人にネガティブな影響を与えるコミュニケーションを研究することで、つまり、世界の「闇」を直視することで、同時に、私たちが 生命(いのち)を授かったこの地球(ほし)を輝かせたい、そのように考えているのです。 」

碑文谷潤(東京東海大学言語学教授)
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皆様に怒られて6周年。
これからも何卒よろしくお願いいたします。

Text by 副編

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