洞爺湖周辺妄想サミット終了。
サミットなんて関係ない、と思っていたが、意外と影響は小市民にまであるもんだ。
一昨日の札幌では、夜あたりからサイレンを鳴らした護送車みたいなパトカーが連なって通りすぎ、昨日の朝は国道近くにベストを着こんだ警官が集団でうろついて街中で一車線を封鎖。今朝の交差点では、信号を止めて、道のど真ん中で交通整理するポリさんもいた。黒塗りの車がお通りになったが、あれが誰だか皆わからない。首脳婦人がひまだから観光しに行くだけ、とかそんな理由だったら嫌だな。
会社の周りをよくよく見れば自転車がきれいに撤去され、歩道に横付けしているトラックもいない。迷惑っちゃあ迷惑なんだろうが、それ以上でも以下でもない。札幌中心部で約3000人のデモがあったらしいが、仕事で観れなかったのは残念だ。
各国首脳が豪華ディナーを食いながら食料問題を考えたり、渋滞で排気ガスを倍増させて環境問題を考えたり、皮肉る部分は多々あるが、ネタに新鮮味はなくどこか空しい。マスコミの批判がつまらないのはサミットがおもしろいものではないからだだろう。そんなニュースを必死で見てリライトするブログのおもしろさにも限界があるだろう。サミット期間中、おもしろかったのは地場のブログ、洞爺湖のスナックの日記はよかった。場末のスナックの一期一会にこそ、サミットの味わいがあった。金を落とすのは広告関係や報道関係や警察関係なのですね。
温泉街も観光地も空しい思いをしただろう。サミットに踊らされた洞爺湖周辺の町村の嘆きが聞こえてくるようだ。俺たちは何を期待していたんだろう。これはサッカーのワールドカップの時とは違うんだ。ただ各国の首脳が洞爺湖のホテルで会議するだけじゃないか。ファーストレディがこんなカタ田舎の道の駅で土産物を買うはずがないじゃないか。
わかっていたけど、報道とかでわくわくしちゃった。ムードに押されて、やっちまった。洞爺湖周辺で住民の妄想のサミットが終わった。残ったのは、サミットまんじゅうの在庫と不況である。その最大の経済効果は、おびただしい数の警官が、昼夜交代で洞爺湖周辺のコンビニで買い物をしたことだと思う。
北海道にとって、サミットは警察まつりでした。
text by 副編
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