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2007年11月14日 (水)

ジジイが稲尾で泣いていた。

一日遅れてで情報が入ったのか、
古本屋のジジイがレジの陰で
新聞を読んで涙ぐんでいた。

「稲尾さんが亡くなった」

わからんな。
どんな選手が死んだら俺は泣けるんだろうか。
橋本真也のときはちょっと泣いた。
太洋ホエールズの遠藤とかは危ないかも。
いずれにしても、ジジイの涙ほどの濃さはない。

ラジオからは、カバーアルバムが出されたからか
ユニコーンの「ターボ意味なし」が流れる。

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毎日 朝から 暗くなる頃まで
どこから来るのか 通りをすべて埋め尽くす

あたりにどす黒い 息を撒き散らして
どこにも行けない 哀れな生き物

聞こえてくるのは
車たちの悶える声

ほら聴こえるだろ
アイツらの震える声

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サボるために入った古本屋で、
思わぬ重さが漂っていた。
もー、朝からやめてくれよ。
外に出たら、
晴れてんだか曇ってんだか
わかんない空。

text by 副編

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温かいクッション

「ザ・エージェント」という映画を見せられる。仕事に悩み、理想に目覚めたエリートサラリーマンの話と併行して、バツイチ女の結婚が描かれる。

女の姉がきびしい名言をたくさん吐いた。

「彼は今、温かいクッションが欲しいだけなのよ」

酒を飲んだ男はみんなそうだよ。
と、当たり前のように友人O氏はつぶやいた。
彼が今、クッションにしているのは人妻である。

text by 副編

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2007年11月10日 (土)

昇格なら特番

やってくれるねHTB。まだ喜ぶのは早いのか。なんだかドキドキしてきたよ。地元にサッカークラブができたときの喜びより、挫折して這い上がったときの喜びのほうが大きい。浦和や柏も降格して強くなった。サッカーチームって敗北の歴史が強くした、とか本当にあるんだね。

J2になったとたん応援にいっしょに行ってくれる友だちが減り、話題をふっても返ってこず、スタジアムにいっても数は少なく、ニュースもJ1で終わり「あれ、J2やんねーの、なんだよ順位表だけかよ」と日々落胆し、そのうちこっちから話題をふるのもはばかられるほどの軟弱サポーターになってしまっていた。

「力が足りなかった」という横浜カズの言葉を笑うことなどできない。ざまーみろ、と当然ながらに思う過去の人格がどこかへ行ってしまった。1シーズンでJ2に逆戻り。その痛みは、もう知っている。よくサッカー選手が、サッカーで大人になった、というが、サポーターも同じではないだろうか。

降格を知った後、そして、降格した季節、札幌ではその後すこしして、雪が降る。毎年、そんな日が繰り返されているように思う。天皇杯でいくらもりあがっても、それは気休めにしかならない。

今年は、地面が白く染まる頃、すこし違う気持ちで道を歩けると思う。来年を楽しみにできると思う。すべては明日。札幌の勝利の瞬間、何年も戦ってきたライバルチームすべてにありがとうと言いたい。同じJ2の苦しみを知るファンとして。

text by 副編
※ムリやり毎日更新キャンペーン開催中。

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2007年11月 9日 (金)

Life is fast ‥‥

深夜。家のドアの鍵穴に、会社のカードキーをかざしている自分に気がついた。疲れている。開くわけねえよな。カギを回して家に入る。部屋のステレオはつけっぱなしか。ああ、高校のときによく聴いた「NOFX」。曲は「Wore Out Soles Of My Party Boots」。俺のパーティブーツの底はすり減っちまった。同感である。もうトシです。

Life is fast ‥‥人生はあっという間、と歌は始まる。高校のときのメロコアブームも急速に過ぎた。オフスプリング、バッド・レリジョン、ペニーワイズ、ランシド‥‥エピタフレーベルのテンションはそのまま、高校時代のチャリの速度につながっている。ふとんの上に身体を投げ出して思い出す。エピタフは、たしかギリシャ語で「墓の上」だった。

「So call me Fat Fuck geriatric Punk rock‥‥」

ファット・マイク。たしか、ボーカル&ベースはそんな名前だった。アルバムを重ねるたび、増えていく体重。違う意味で存在感を増していった。まだ、あいつは太っているのか。

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Evidently no one likes a quitter or an old punk's bitterness
Son I`m watin for the tap
On my sholder cuz we're all getting older not better
The laughs are no longer with us

So call me Fat Fuck geriatric punk
call me Fat Fuck geriatric punk
call me Fat Fuck geriatric punk
shit face master of disgrace

みんな臆病者や古臭いパンクの味ってのが
好きじゃないのは明らかだよ。
だから俺は肩を叩いてくれるのを待ってるんだ。
だって俺たちはみんな、良くなるどころか
年とってくんだから。もはや笑えないよ。

だから俺のことを
太って老いたパンク野郎って呼んでくれ。
太って老いたパンク野郎だ。
太って老化したパンク野郎って呼べよ。
ぶざまで太ってトシ食ったマヌケ面マスターって呼べ。

※訳は適当
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20代で別れたミュージシャンは、その後もきちんとパンクといっしょに年をとっている。ファットマイクもデクスター・ホーランドもブレット・ ガーヴィッツもティム・アームストロングも。なんで10代に覚えたくだらない知識はいつまでも忘れないんだろう。

眠気のなか、曲をリピートする。

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Life is fast
But I don't wanna live past you
Cuz you are my only roots‥‥

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トシ食わないと、歌えないこともある。

text by 副編

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2007年11月 8日 (木)

もういくつ寝ると昇格

いやあ、ここまで来たら、もう確信してもいいだろ。と、思っていたら、編集長は「まだ、わかんねえぞ」と言いやがったので、試合前に昇格条件を整理してみた。

<第48節終了時点の順位表>

1位 札幌  勝点87(45試合) 得失点差+21
2位 東京V 勝点84(45試合) 得失点差+32
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3位 仙台  勝点79(44試合) 得失点差+18
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4位 京都  勝点78(44試合) 得失点差+19
5位 C大阪 勝点75(44試合) 得失点差+14

次節、札幌が勝って、仙台、京都が引き分け以下だった場合、J1昇格。けど、3位以下のチームより消化試合が1つ多いので、まだまだ油断が出来ない、というわけだ。

そして、2・3位対決、東京Vvs仙台が控える。仙台が勝つと勝点差は2に縮まる。残り試合が1つ多いからやっかいだ。 頑張れベルディ、頑張れフッキ。

気が早すぎるんだが、
ときどき昇格の夢をみる。
試合の後の帰り道の夢をみる。
どこまでもつづく、赤黒の列。
白い息を吐きながらぞろぞろ歩く。

熱気おさまらぬサポーターは、
道の途中でうたい出す。
「WE ARE SAPPORO!」
チョコレートドリンクかけを
真似るバカもいる。

でかい旗を丸めて歩く男ども。
そろいの赤マフラーをつけた夫婦。
肩車の上でさわぐガキ。
あのコンサドーレファンの集まる
バーのマスターは酔ってふらふら。

テンションの高い女たちが騒ぎながら歩く。
その女のケツをずっと凝視しながら
我らが編集長は後ろをついて歩く。
あの男は勝った日はそうやって帰る。
ほんとにうれしそうに帰る。

昇格の日に
雪がちらちら降ってくる。
夢みたいな瞬間。
それももうすぐ夢じゃない。
もういくつ寝ると昇格。

4年間、待っていた恋人が
約束の場所へやってくる。
正直、待ちくだびれたよ。
さあ、いっしょにJ1へ帰ろう。


text by 副編

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2007年11月 7日 (水)

年賀状だけ、エコを無視?

「どうしたの?最近、更新しないね。」

と1通目のメール。

「そろそろ、更新するんでしょ。」

と2通目のメール。

「ときどき見てるひとの気持ちになれよ。」

と3通目のメール。

「いいかげん更新したら。」

と電話で言われたので更新。

どうして無償なのにここまで追い立てられなければならないのか。同じ言葉を編集長にも贈りたい。利益がからんでくればやる気も出ようと言うもんだがね。

さて、年賀状の新聞広告をみた。
いやはや、もうこんな季節なんですね。

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 年賀状は、
 贈り物だと思う。

 たった一枚の、小さくて、うすい紙。
 それが年賀状です。
 そこには何も入らない。
 指輪も、セーターも、シャンパンも入らない。
 でも、そこには、あなたを入れられる。
 あなたの気持ちを入れることができる。
 だから年賀状はすばらしい。
 そう思いませんか。
 大切な人のもとへ。
 一年で、いちばん初めに届けられるプレゼント。

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「そう思いませんか。」
 
この一言があるとないとでは、天と地ほどに印象が違うと思う。

「たった一枚の」という最小の表現から「いちばん初めに届けられるプレゼント」まで、大きくふくらませていく構成は、まあよくあると思う。宗教の勧誘も大体そうだ。でもその途中で、ふと「メールだってほぼ同じなんだけどね」とか「きれいごと押し付けてるな」と気づいて、

「そう思わない?」

と、折伏の途中でも相手の気持ちを考えられるセンスは好き。洗脳されていない人の語り方。郵便がどうこうより、書いたひとを信頼できる。よくある「いい広告」の世界から、ちょっとはみ出てくる感じに親近感を感じる。無くてもいいという人がいると思うが、私はあるからこそいいと思う。

と、さんざん持ち上げてみたが、嫌なところもある。

郵便にしては目新しい広告だから「年賀状の送受が営利に関わる」ことだと再認識させられた。今まで年賀状を送るときに、どっかがもうけるなんて頭から考えていなかった。結構、もうかるんだろうな。と思うと、一人勝ちの年賀状事業が頭に浮ぶ。純粋に送りたいという気持ちが濁る。いい新聞広告やりだして、急に色気出されても、ちょっとひくわけだ。

今年の年賀状、どうしようかな。
と、地元の友人にメールで相談すると、こんな返事がきた。

「我が家は、貴重な森林資源を守るため、
 年賀状の送付をやめました。」

今年、年賀はがきは40億枚発行。

年賀状は、贈り物だと思う。
年賀状は、環境破壊だと思う。

どう思いますか。

私は正直どうでもいい。

text by 副編

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