「なでしこジャパン」は男前
外見のことをとやかく言う人間は最低だ、と言われるが、最低を承知であえて言わせてもらう。彼女たちは、男だ。
とくにボンバー荒川は男前。

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★荒川ニュース
01年12月、脱臼から復帰した1カ月後の全日本女子選手権の伊賀戦で、現在の日本の守護神・山郷と接触、右スネを開放骨折し、切断の可能性を宣告された。山郷が号泣して見舞った際も「人生、これもあり」と笑って受け止めた。右足のかかとにあけた穴にワイヤをぶっ通され、右足をつるし、手術を待った。入院中は「心肺機能を落とさないため、ベッドで息を止める練習をしていました」と発言した。
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右足切断を宣告されて、
「人生、これもあり」
なんたる至言。お前はゲーテか。
だが、悲しいことに「なでしこ」は誤解されている。
近所の男子小学生が、前を歩く女子グループを指差してしゃべっていた。
少年A 「あ、なでしこジャパンだ」
少年B 「あいつらマジきもい」
みんなで「なでしこー!なでしこー!」
少年C 「あ、こっち見た」
「なでしこ」が不細工の代名詞になっている。会社や学校、合コン等で「なでしこジャパン」は隠語になっていくのか。
なでしこジャパン最大の強敵は、自らの愛称である。「なでしこ」というネーミングは、誰をターゲットとしているか知らないが邪魔だ。バレーみたいなジャニーズまみれのアイドル化ねらいを避けて、ストイックに行ってほしい。
わからないのが、ターゲットだ。一体、誰が熱心に女子サッカーを観に行くんだろうか。おっさん?マニア?サッカーファン?それとも女の子?そこらへんが混濁してるから、テレビも売りようがない気がする。世界バレーみたいにしちまうのが分かりやすいんだろうけど。無理があるよなあ。試合前にスタジアムでジャニーズが歌ったらと思うとゾッとする。敵国に訴えられて、FIFAから賠償金とか取られそうだ。
女子サッカーは観ていて面白いんだけどなぁ。コンタクトが少ないぶん、見ていてファンタジーを感じる。ラリーが続かない男子テニスより女子テニスが面白いように、女子ならではの軽やかなスペクタクルがある。下手すりゃ男子代表より楽しめる。だから、既存のサッカーファン狙いでいいんじゃないかな。もう、顔はあきらめようよ。
でも、ハーフの選手とか出てきたら、シャラポアクラスが登場して、たった美人ひとりで「なでしこ」を取り巻く世界が変わるかも。全国の女子サッカー部から美人度が底上げされたりしそうだ。やっぱりプレーの華と見た目の華がいないと駄目なんだろうな。サッカーはメジャーでも、女子サッカーはマイナースポーツだから。
「なでしこ」には、美しさとスペクタクルを兼ね備えて欲しい。理想は、リア・ディゾンと神取忍のツートップ。
text by 副編
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