« めざせ派遣!のマヌケ感「ハケンの品格」 | トップページ | 人生のすべり台番組「エンタの神様」 »

2007年2月10日 (土)

原材料は極道か。アサヒ「極旨」

極旨の「極」は、極道の「極」である。Vシネ一世風靡の哀川翔の解禁だ。

Aikawasho

出演作に新たな伝説が加わった。「ネオチンピラ 鉄砲玉ぴゅ〜」「とられてたまるか!「修羅がゆく」「修羅のみち」「チンピラ仁義」「組織暴力」「ブルースの掟」「錬金の帝王」「玄海血風録」「デコトラの鷲」「借王(シャッキング)」そして満を持しての「極旨」だ。極道を意識するなという方が無理だろう。

翔は言う「うちは家族じゃないんだ。族だから」。家訓は、約束やぶれば鉄拳制裁、嘘をついたら半殺し。そこに、極旨飲んだらほめ殺しが加えられたことだろう。

発泡酒とか第3のビールとかは、その味の浅はかさを忠実に再現したCMを打っている。自分でサン付け男 ぐっさんのノリノリ感が安っぽい軽さを感じさせる「のどごし生」、所ジョージのちゃらんぽらん感が味の軽さとマッチする「ジョッキ生」、小西真奈美の女優オーラのない軽いキャラが味を表現する「ぐびなま」。皆、第3のビールの安っぽさ、軽さを受け止めるだけのキャスティングだったのに、そこに対抗馬として哀川翔。どんだけ軽いふりをしても重い。Vシネ組の若頭に何やらすんだ。なめんじゃねえぞ。

Sho

アサヒのHPに理想の父親像だから的な起用理由があったが、そんな器ではない。VシネからCMへの門を開いたカギは、声だ。Mr.ヘリウムガスの異名をとるポロリ(にこにこぷん)のような喉をこすり切った声は、Vシネの演技の重さを無効化する天性の軽さを含んでいるが、ここにきてその安っぽさが火を吹いている。Vシネ帝王 竹内力がどれだけ陽気にふるまっても、第3のビールのCM依頼はこないだろう。出るとしたら生の極道で、極生か。

この哀川ヘリウム翔の本領発揮はうれしいことだが、調子に乗り過ぎてイラっとくるのが、「ごくうま〜!」。どチンピラに、オレがうまいって言ったらうまいんだよ、とつめよられる感じは不快この上ない。さらにCM内にかり出された勝俣が自慢の手下感を発揮して必死にはしゃいでいるが、上司に無理矢理あわせているようで見ていてつらい。

Katsumata

どんなに明るく味つけされても、全体的に「オレの酒が飲めねえのか」という威圧が底流に流れている。

あと、同CMに最近登場のRIKACO。「女性はさぁ…」「子どもたちはさぁ…」と女を代表したようで中身のない人格は、第3のビールにぴったり。チンピラ哀川翔、子分 勝俣、アネゴぶるRIKACO。どんなに明るく楽しそうに誘われても、このグループに囲まれて酒を飲むのは嫌だ。しかも第3ビールばっかだし。

Rikaco

翔さん、かんべんしてくださいよ。

text by 副編


|

« めざせ派遣!のマヌケ感「ハケンの品格」 | トップページ | 人生のすべり台番組「エンタの神様」 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

芸能・アイドル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/58053/13856885

この記事へのトラックバック一覧です: 原材料は極道か。アサヒ「極旨」:

« めざせ派遣!のマヌケ感「ハケンの品格」 | トップページ | 人生のすべり台番組「エンタの神様」 »