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2007年2月22日 (木)

亀田兄弟、札幌へ!イトコもくるで!!

Kameda

恐怖の亀田三兄弟が札幌にやってきた。コメントはピリッと辛みが効いていて、頭の形はピーナッツみたいな亀田の柿の種一家が、いよいよ明日、興行を打つ。今回戦うのは、ダイキ。極端に額の狭いほうの亀田だ。あれ、T-BORANの姿が見当たらない。今回は別便か?

相手は32戦無敗の32歳、年の数だけ勝ち続けているWBAライトフライ級4位ビッキー・タフミル(インドネシア)。タフミルと聞いて思い出すのは、政府が備蓄してるインフルエンザ治療薬タミフル。ボクシング界のウイルスを沈静化できるのかが見どころだ。世界フライ級3位の坂田という人がスパーをしたらしいが「世界ランカーのオーラは感じなかった」らしい。またしても、かませ犬の可能性大。


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会場は、流石に札幌ドームはおさえられなかった。北海道のスポーツ&ダジャレの聖地「きたえーる」で開催だ。ふろくイベントとして「亀田こうきの夕張チャリティーサイン会」。その熱意はありがたいが、金とってサイン会するのか?その他、前座として、TBSが見つけてきた次世代のおみこし「前川四兄弟」の前川廉君(小学3年生)と亀田兄弟のいとこ亀田京之介君(小学2年生)の特別スパーも予定。充実の芝居…おっと、試合になりそうだ。

なんでもオヤジは年内にはダイキにベルトをとらせて、兄弟で統一戦をしたいんだと。どうせグラップラー刃牙みたいに「地上最強の兄弟喧嘩」みたいなコピーでも立てるんだろう。結局、強くなるのは、協栄とTBSの野望ばかりだ。梶原一騎先生が御存命なら格闘技をショーにしたやつらは、病院送りにされていることだろう。

さあ、すべては明日だ。今年も「マスコミがヒーローを作れるのか」という挑戦の始まりである。

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あと 週刊ゴングの前田893社長の逮捕。
プロレス界にジャーナリストがいない証拠か。
週ゴンか週プロかで迷う、幸せな日々は終わった。

text by 副編


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2007年2月21日 (水)

意味消失の名歌詞「リバーサイドホテル」

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最近は、仕事でカラオケに行くようになってしまった。お酒は20時になってから、飲んだ後はリサイタル。おっさんとのカラオケボックスは、タバコの煙に包まれた玉手箱。ドアを開けたらとたんに老け込む自分がいる。チューリップ、安全地帯、コンプレックス、バービーボーイズ‥‥。俺をもとの時代に帰してくれ。

中年の後期にさしかかってようやく味が出てくる曲というやつもある。それが、ベタなところだが、井上陽水「リバーサイドホテル」。

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(間奏〜♪)

チェックインなら寝顔を見せるだけ
部屋のドアは金属のメタルで
シャレたテレビのプラグはぬいてあり
二人きりでも気持ちは交い合う
ベッドの中で魚になったあと
川に浮かんだプールでひと泳ぎ
どうせ二人は途中でやめるから
夜の長さを何度も味わえる
ホテルはリバーサイド 川沿いリバーサイド
食事もリバーサイド Oh, oh, oh, リバーサイド
ホテルはリバーサイド 水辺のリバーサイド
レジャーもリバーサイド Oh, oh, oh, リバーサイド
リバーサイド リバーサイド

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「川沿いリバーサイド」とは何だろうか。リバーサイドとは川沿いだ。その前の「金属のメタル」も金属はメタルである。さらには「水辺のリバーサイド」「食事もリバーサイド」「レジャーもリバーサイト」ラストは「オウ、オウ、オウ、リバーサイド」。ふざけてるのかもしれない。

陽水が歌えば、この無意味な歌詞は、大人の意味のない毎日の果てにある情感みたいなものを滲ませる。この「リバーサイド」の意味を消失させていく構成は、連呼とともに心地よく機能して、思い出の細部が混じりあい一つの言葉に集約されていく様子を描き出していて素晴らしい。無意味になっていく虚しさがいい。

だが、汚いおっさんがホテルの歌を歌うと、生臭い不倫関係の匂いまで漂ってくる。さらには過ぎさりしバブルさえ想起させる。43のおっさんが汗を流しマイクを握り「川沿いリバーサイッ!」と渋く決められた日にゃ哀愁さえ漂ってくる。

そんな雰囲気もぶっ壊すやつが現れるのが、おっさんカラオケ。

「ベッドの中で 魚になったあと」

と歌った後の常務のヤジ。

「ヘイヘイ、奥さんマグロだろ!」

Maguro

その一言でその日の無意味さを痛感した。

text by 副編

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2007年2月20日 (火)

好感度狙いの不快感CM「ジョージア」

Tumannai

「中性脂肪に告ぐ」とか「○○に効果あり?」的な薬事法すれすれを行くお茶業界や、酒なのにカロリー計算に必死になるビール業界など、健康ブームにもほどがある飲みもの業界。その中でも唯一、健康度外視の大人の飲み物がある。缶コーヒーだ。

1日3本くらい飲んでるとおっさんは糖尿の甘〜い気配を小便から感じてる。それでも、なぜか大人社会ではあらゆる会社でコーヒーが出され、毎朝のように自販機で買い、それにも飽き足らずスタバとかが流行ったりして、つくづく大人はコーヒーが大好きだ。子どもの頃はそれがとても不思議だった。内臓脂肪のついてきた今、ちょっと深刻にそのことを考えてみてる。

で、いまや「缶コーヒー」=「働く男のアイテム」になってるわけだが、その大人のナルシズムを作り上げてきたのがジョージアだと思う。ちょっと豪華なキャスティングをして、働く男を演じさせれば、あら不思議!ジョージアCM一丁あがりだ。良く言えば「お家芸」であり、悪く言えば「バカの一つ覚え」。そのバカが極まったのが、今回のキムタク&渡の件。

Jojia

新しさゼロなのは致命的。

Yahoo!ニュースが「圧倒的存在感を持つ木村拓哉が抑え目に感じるほど、弾けた演技を見せる渡哲也のインパクトが強烈に光る。」というバカに気合いの入ったちょうちん記事を書いてる。通訳すると、キャラクターのギャップがおもしろいね、ってことなんだが、それだけでやってけるのはCMだから許容されるユルさだ。そろそろ高感度狙いのゴマスリCMに飽きてもいいんじゃないかと思う。

渡&キムタクでお茶の間大喜び!って、その発想はバブルである。それって王道ってことなのか。なんとかしてくれよ大門。

Watari

映画ファンとかは、ビッグキャストの出てるくだらん映画を厳しく評価するのに、ことCMとなるととたんに優しい目になるから、これまた不思議だ。石原軍団も「愛のエプロン」出てる場合じゃない。最近の露出が「マグロ」じゃあ駄目だ。そろそろ第3の祐次郎でも募集したらどうか。

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あと、この前始まった「爆笑レッドカーペット」。エンタへの当てつけみたいな間延びのないおもしろさ。矢口が「(この番組)革命的ですよ」と言っていた。天性の世渡り上手。

text by 副編


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2007年2月16日 (金)

いつもたのしいベッカムニュース

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アメリカにサッカーを普及させるために移籍を決意したベッカムだが、なんだかおかしなことになってきているので、ニュースを時系列に並べてみた。まぬけ全開記事満載である。毎回楽しみにしている。「キックオフ!」というよりは「ショータイム!」 って感じだ。 サッカー普及という意味合いのSHINJOみたい。基本的にこの人はアメリカ人なんだろうと思う。

1 ベッカム王子ハリウッドデビュー!

米ディズニーの広告で白馬に乗ったベッカムが王子に扮(ふん)し、ポスター撮影。もう中年にさしかかってるとは思えんな。アメリカ版バカ殿状態。アメリカに何しに行ったのか。

2 ベッカムがアメリカにやって来る!

スペインの銀河系の次は、アメリカの銀河系。ギャラクシーに入団決定。NYでは早くも蝋人形展示。ある記事は「“見せ物”気分が高まっている」と文をシメている。見せ物っちゃあ、見せ物だ。

3 俳優ベッカムに「ダメ出し」

俳優デビューの声が高まる中、ベネチア国際映画祭女優賞ヘレン・ミレンはベッカムの声が甲高すぎて演技に向かないと酷評。「セリフのない役ならいいでしょう」一刀両断。じゃあ、哀川翔の立場は‥

4 ベッカムのボディーガード、米ビザ審査に落ちた

記事内の「ベッカムのショックは計り知れない。」がバカっぽい。1人日給約16万円で雇っている英陸軍特殊空挺部隊「SAS」のボディーガードも、ベッカム家では家族なのだ。

5 GyaO、映画「ベッカムに恋して」本編を無料配信

イギリス在中のインド人少女が、ベッカムに憧れて街の青年たちとサッカー遊びをしていると金持ちの美少女が現れていいました。「あんたスジいいわね。女性チームに入って一緒にアメリカ留学目指さない?」。で、目指すから面白い。

5 マイケル・ジャクソンが「ネバーランド買わない?」

新居を探しているビクトリア夫人に、マイケル・ジャクソンから自宅の「ネバーランド」売却の打診。約24億円だそうで。このエピソードでマイケルのベッカム観がわかる。 ちなみに通勤に車で3時間。

6 ベッカム復帰弾!レアル救ったFK弾

もはや、遅すぎ。復帰弾って、移籍すんだろ。カペッロが「やる気がないと思ってた」とか言ってたが、じゃあ使うなよ。持論だが、会社員でももうすぐやめそうな人はいい仕事をする。

7 サッカー=LAギャラクシー入団テスト、ベッカム効果で注目

移籍先のトライアウトに800人。アメリカ人の単純さを疑う余地はもうない。アイドルオーディション気分でサッカーやられちゃたまらんな。憧れるところを間違っている。正す気もないだろう。

8 ジェニファー・ロペス、ベッカム夫妻と仲良しに

ゴールデングローブ賞でジェニファーが着たドレスは、ヴィクトリア夫人の意見を聞きながら二人で決めたそうで、それはよかったね。他愛のない話がニュースになることが、セレブの証。

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アメリカのベッカムはたのしい。

text by 副編


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ゆるゆるニュースヘッドライン

「ヘッドライン」とか書いてみたが要は
最近、手帳に書いたメモから抜粋したもの。

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● スーパーヘビー級 合コン

合コンに行ったら、大きな人ばかりでびっくり。
ふわふわアドベンチャーかと思った。
さらに、遅れてきた人は、巨大ふわふわ。
その女の子のあだ名が
ベイダーだったのには泣けた。
となりの女の子の苗字が「三沢」だったのには笑った。
懐かしき世界最強タッグ。

●部屋割りは大塚には無駄

コンサ三浦監督の部屋割り改革がちょっとあほだ。
記事では「合宿中にもう1回変えるかもしれない」
と今合宿3度目の部屋割り変更を行う可能性を示唆。
たかが部屋割りで「示唆」とかがちょっとあほ。

新人の岩沼は「藤田さんに焼き肉や
ラーメンを食べに連れて行ってもらっています」
MF大塚は「(ゲームの)ウノをやったりしてます」
さらに大塚は「ドキドキします」

なんか間違っちゃいねえか、大塚。

●エロDVDをもらう

後輩からエロDVDをもらう。
タイトルは「サワリーマン金太郎」
熱い男の物語。
本宮ひろ志の心中やいかに。

●編集長、スペインへ

新婚旅行のスケジュールに
チャンピオンズリーグ組み込んじゃダメだろう。
何を観るかって、チェルシーvs.バルセロナ。

副編 「スペインってメシは何がうまいの?」
編集長「メッシは足元がうまいぞ」

と、会話が成立しないほどに熱狂。
ちょっとうらやましいが、
ヨメさん騙してまで行きたいか。

●1日100ヒット突破!

編集長がいないとアクセスが伸びたような。
ひさびさにアクセス解析みてみたら
目標にしてきた1日100ヒットがらくらく達成済。
真面目に更新するといいことあるなあ。
皆様ご愛読ありがとうございます。

text by 副編

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無茶ないいわけ

Soushiki

友人Aのじいちゃんの葬式に行ったんだが、
そのじいちゃんの遺影が、
ズラをかぶったカトちゃんにそっくりで参った。

焼香の時、
泣き崩れるように笑いをこらえた。

その一本だけ立っている毛は反則。

いっしょにいた友人Fに告げると
同じく焼香の時に、
泣き声みたいな笑い声をもらし、
席に戻ってきて一言

「あぶなかったぜ」

我慢してこらえていると、
友人代表らしき爺さんがスピーチ。

「故人である加藤さんは‥‥」

苗字も加藤なのか、と思うと
笑いで全身のふるえが止まらなくなった。
やばい。

友人代表らしき 爺さんはもう
感極まって遺影に話しかけている。

なかでも、

「お前と昔よく柿ぬすんだよなあ」
「お前、1個もとれなかったよなあ」

というくだりがあって、笑いが再燃。

必死の思いで乗り切ったのに、
次に出てきた婆さんが
遺影に向かっていきなり、

「加藤ちゃん!」

と泣き出したからたまらない。
俺は顔をふせてこらえきったが、
Fはついに笑ってしまった。

「すいません、思い出し笑いです」

Kato

それも失礼だと思う。

text by 副編


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2007年2月13日 (火)

人生のすべり台番組「エンタの神様」

いま最も勢いのある人が出ると言われているナウな笑いの殿堂「エンタの神様」。毎週、多少のマンネリはありながらも、芸人を使い回す自転車操業的な番組感覚はハラハラどきどきの連続だ。芸人たちが人気という階段をかけ昇り、番組の頂点に立ったら、あとはどれだけ惰性で生きて行けるかが勝負のすべり台番組、スリル満点!

Suberidai

この番組で、桜塚やっくんを見ていると「今を生きる」という言葉が頭に浮かんでくる。絵を描いて客いじりする前説みたいな芸は、エンタの外では通用しない。それを自身でも分かっていながらやり続けずにはいられない「もうサイは振られたんだよ」的なやりきれない哀愁は、人生の深みすら感じさせる。いまのうちに稼げるだけ稼げ、昇れるだけ昇れ。冬の時代は、すぐそこだ。「笑い」に対する姿勢とか素人から問われちゃったりする時代だから。

Sakuraduka

キャーキャーしてる女の子たちの声援は残酷だ。その人気の頂点が終わったら、手の平をかえすはず。エンタはそこらへんのスパンが早い。そうだよね、ギター侍。だからリアルな話、どれだけ人気が出ても桜塚やっくんは住宅ローンとか組めないだろう。長期固定金利なんて無理。フラット35なんてもってのほかだ。

やっくんが本当に落ちぶれて、コンビニでバイトしているところを発見したとして、その姿までを指さして笑うことが、世間にとっての「エンタ」になっているような気がする。「キャー」から「そんな奴いたよねー」のスピードはかつてない高速だ。エンタって、恐いなあ。

Yakkun_1

それにくらべて、このやっくん。
人気の落下点が絶妙。
テレビには、こんな楽な生き方もある。

text by 副編

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2007年2月10日 (土)

原材料は極道か。アサヒ「極旨」

極旨の「極」は、極道の「極」である。Vシネ一世風靡の哀川翔の解禁だ。

Aikawasho

出演作に新たな伝説が加わった。「ネオチンピラ 鉄砲玉ぴゅ〜」「とられてたまるか!「修羅がゆく」「修羅のみち」「チンピラ仁義」「組織暴力」「ブルースの掟」「錬金の帝王」「玄海血風録」「デコトラの鷲」「借王(シャッキング)」そして満を持しての「極旨」だ。極道を意識するなという方が無理だろう。

翔は言う「うちは家族じゃないんだ。族だから」。家訓は、約束やぶれば鉄拳制裁、嘘をついたら半殺し。そこに、極旨飲んだらほめ殺しが加えられたことだろう。

発泡酒とか第3のビールとかは、その味の浅はかさを忠実に再現したCMを打っている。自分でサン付け男 ぐっさんのノリノリ感が安っぽい軽さを感じさせる「のどごし生」、所ジョージのちゃらんぽらん感が味の軽さとマッチする「ジョッキ生」、小西真奈美の女優オーラのない軽いキャラが味を表現する「ぐびなま」。皆、第3のビールの安っぽさ、軽さを受け止めるだけのキャスティングだったのに、そこに対抗馬として哀川翔。どんだけ軽いふりをしても重い。Vシネ組の若頭に何やらすんだ。なめんじゃねえぞ。

Sho

アサヒのHPに理想の父親像だから的な起用理由があったが、そんな器ではない。VシネからCMへの門を開いたカギは、声だ。Mr.ヘリウムガスの異名をとるポロリ(にこにこぷん)のような喉をこすり切った声は、Vシネの演技の重さを無効化する天性の軽さを含んでいるが、ここにきてその安っぽさが火を吹いている。Vシネ帝王 竹内力がどれだけ陽気にふるまっても、第3のビールのCM依頼はこないだろう。出るとしたら生の極道で、極生か。

この哀川ヘリウム翔の本領発揮はうれしいことだが、調子に乗り過ぎてイラっとくるのが、「ごくうま〜!」。どチンピラに、オレがうまいって言ったらうまいんだよ、とつめよられる感じは不快この上ない。さらにCM内にかり出された勝俣が自慢の手下感を発揮して必死にはしゃいでいるが、上司に無理矢理あわせているようで見ていてつらい。

Katsumata

どんなに明るく味つけされても、全体的に「オレの酒が飲めねえのか」という威圧が底流に流れている。

あと、同CMに最近登場のRIKACO。「女性はさぁ…」「子どもたちはさぁ…」と女を代表したようで中身のない人格は、第3のビールにぴったり。チンピラ哀川翔、子分 勝俣、アネゴぶるRIKACO。どんなに明るく楽しそうに誘われても、このグループに囲まれて酒を飲むのは嫌だ。しかも第3ビールばっかだし。

Rikaco

翔さん、かんべんしてくださいよ。

text by 副編


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2007年2月 8日 (木)

めざせ派遣!のマヌケ感「ハケンの品格」

簡単に言うと、こんな本みたいなドラマだ。

Nayami

皆さん、時給3,000円で定時に帰るエリートハケンを目指してがんばりましょう。ニートやフリーターより安心感があり、社員より自由ですよ。不景気でもノープロブレム。これからはハケンの時代です。社会に不安を持っている皆さん、さあ、共感しなさい!

って、生々しすぎるだろう。
派遣社員、会社でチャカされてるぞ、可哀相に。

社会派ドラマって言うのか、こーゆーの。そもそも「ハケンよ品格を持て!」という主題が、民主主義の臭みが強くて吐き気がします。なんか大衆の感想を一つの方向に操作するようなドラマって気持ち悪いぞ。社会不安を描き出すというよりは、つけこむ感じが強い。

「放送時間帯は20代後半から30代前半の女性がメインターゲットとなっています。中でも派遣社員が次回のドラマのテーマにふさわしいと思われます。社会情勢をみましてもハケンが……」なんてマーケティング資料をそのまま提出された感じだ。「明日があるさ」とか「ショムニ」くらいまでデフォルメしてくれ。ドラマに夢がなさすぎる。「派遣の品格」タイトルが漢字だったらドキュメントだ。

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こんなにあからさまに共感の押し売りをされて「あら、私のことだわ」と観てしまう女性がいるんだろうか。ハケンってのは職業じゃない、雇用形態だ。ってことは「フレックスの品格」とか「夜勤の品格」とかもアリなのだ。プライドを持つべきは雇用のあり方じゃなく、ふつうは自分のやってる仕事に持つもんだろう。このドラマ、派遣社員をこばかにしているような気がするんだが。

この社会派の流れが当たれば「教師の品格」的な企画も用意されているだろう。「やんな」って言っても、やるんだろう。じゃあ、個人的には反町GTOリターンズを求む。だって、こんな世の中はポイズンだから。

Yasuken

あと、ヤスケン、がんばりすぎ。
このドラマの重さの原因のひとつ。
演技というよりリアルすぎて
再現VTRみたいに見える。
芝居に野心が漂いすぎかも。

text by 副編

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2007年2月 7日 (水)

自意識の洪水!キムタクケータイCM

「笑ってるんじゃねえよ!」

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ケータイに向かって話す声に苛立ちが混じる。男の顔を水滴が叩く。それは雨ではない。シャワーだ。服を着たまま浴びている。インサートされた情報で、防水ケータイのCMだと分かる。だが、なぜ服を着てるのか。なぜシャワーを止めないのか。こいつはバカなのか。いや、違う。まったく、それがキムタクなのだ。

Kimutaku2

バルセロナが「魅せるサッカー」で負けても「それが、バルサだ」と胸をはるように、キムタクは誇りをもって、カッコつける。「男はこうあってほしい」と女が望む理想の形を、女以上に追い求めてきた求道者だ。バカだと言われようと、それが、キムタクだ。批判しようとすると禅問答。男にとってなんだか困った求道者でなんある。

アンチは、モノマネ芸人「ホリ」と「ワキガ説」と「嫁が工藤静香」を武器にキムタクの自意識と必死に闘っているが、勝てないだろう。何を言っても「それが、キムタクだ」。この気恥ずかしいCMを認めるしかないのか。大衆はキムタクの美学に降伏するしかないのか。キムタクを観るたび文化の退行みたいなものを感じるのは俺だけなのか。

弱点は「海外」と「映画」だと思う。海外進出映画は実は数分だけの出演だったり、意気揚々と向かったカンヌで柳楽優弥に話題をさらわれたりと、見事なピエロぶりを披露してくれた。井の中のキムタクは、大海に没した。あのカンヌは残酷ですらあった。意外と噛ませ犬の才能があるね。

あと最近で言えば、武士の一分。キムタクを映画館で観るという違和感を味わえる。ドラマに出まくるがゆえに、映画的スケールはしぼむ。

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良くも悪くも月9レベル。

text by 副編


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2007年2月 5日 (月)

正統派ナゾの宗教団体「Power For Living」

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俺はキリスト教徒でもなんでもないが、このナゾの宗教団体の、金にものを言わせてるやり方は嫌いじゃない。コソコソせずに大量投下。ようやく正攻法で来たな!って感じで、こっちも身構える準備もできようもんだ。水面下で動いて気づいたら家族が……という事態にもならんだろう。みんなでバカにできるし、みんなで気味悪がれる。変な言い方かも知れないが、やり方の汚さが宗教らしくてフェアだと思う。まっとうにキモい。

きっと、こんな批判事体も予測の上で見越してつくられた、大胆なCMだと思っている。ニッポン人の批判性に真っ向から金でぶつかってきた初の怪しい宗教団体だ。ピンポン鳴らして姿を隠し、ドアを開けると「あなたのために祈らせてください」と不意打ちをかます奴らよりよっぽどいい。敬意を表したい。そして、全力で拒否するつもりだ。

なんたって、最近は月に一回はキリシタンのどっきり訪問に騙されて聖書話を聞いているから、この件はちょっと詳しい。エホバのバアサンに言わせると「広告のやり方が福音的じゃない」とかで、カトリックのおっさんは「同じキリスト教と言われて困るね」とか言ってた。いっしょにして欲しくないらしい。

そして誰もが一番嫌がってたのが、ヒルマンのCM。

もうあの団体が、宗教でもマルチでも通販でもなんでもいいんだが、ヒルマンのニッポンを理解していない感覚だけは、なんというか呆れた。日本でこれ言ったらどうなるかわからんのか。一番言いたいのは、神に感謝するな、ファンに感謝しろ、である。感謝してなかったわけではないだろうが、タイミングが悪すぎる。今なら、優勝は神のおかげってオチになる。いろんな宗教あるんだし、いろんな神がいるんだし、大人なんだし、我慢しろ。

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空気読めよ、ヒルマン……

text by 副編


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