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2007年1月24日 (水)

披露宴のスモーク

昨年師走。由緒正しき神社。
神様の前で当HPの編集長とその嫁が
永遠の愛を誓った。

数分後の披露宴。
扉が開き、新婦新郎が姿を現す。
耳なれた曲が聞こえてきた。

司会者は言う。
「新郎こだわりの一曲です!」

FIFAのテーマ曲だ。
W杯の選手入場のときに
かかるあの曲。
神社で誓った神は去り、
今度はジーコが神様に。

親戚一同、ご高齢が多く
何の曲かわかっていない。
またたくフラッシュ。
新婦の顔は真っ赤になる。

人と光に包まれて
新郎新婦は歩いていく。
拍手を送る者。
写真を撮るために
席をはなれる者。
親族の目に光るもの。

新郎は笑顔がなく、
緊張の面もちで
わきを通りすぎる。
音楽、拍手、歓声
様々な音が舞い散る嵐のなか、
俺の耳は
信じられない音をひろった。

俺の隣に座る新婦の友人は
刺身を吹き出した。
せき込み、むせ返り
水を飲み、息を整えて、
涙目で俺をみた。
俺は黙ってうなずいた。

人生最高の花道で
新郎のズボンから聞こえた音。


「ブッ!」


Onara
強烈なスモーク。

text by 副編

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