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2007年1月31日 (水)

エロを忘れた倖田來未ケータイCM

「エロかわいい」かも知れないが「かわいいエロ」ではない倖田來未。世間(主にTVキャスター)は彼女の行動(プロモーション活動)のすべてに、カッコエロをつけて観ていたと思う。「今日の(エロ)服装は素敵ですね」「とても激しい(エロ)ダンスでしたね」「凄く作り込まれた(エロ)PVで‥」てな具合に。どうみてもエロなんだが、世間的に白黒はっきりつけずに今日まできたから、NHKにも出れたのだと思う。だから今「倖田來未に似てるね」という言葉の微妙さがとても面白い。

そんな日本が誇る魅惑のビッチに(エロ)がつかない事態に遭遇した。なんてこった。

昼間に会うと、がっかりするような女がいる。雰囲気の良いバーの、薄暗い灯の下で話した水商売の女と、太陽の下で会うべきじゃない。「白日のもとにさらけ出す」という言葉の深みを思い知るからだ。

今回の案件はそんな状況に似ている。
東芝の「ええなぁ、コレ」のCM。

Koda2

これ、ご覧になっただろうか。どこにでもいそうな化粧の濃いギャル女があらわれて、カメラ目線で「めっちゃええやん」「押しやすい」「ええなぁ、これ」と誉めまくる。しかも「ハイテンション篇」だと。完全にフィルタ−がはずれた状態で現れるとは思わなんだ。(エロ)がとれたら、かっこよくもなんともなく、とんでもないもんが残ったのだ。


歌わない、ダンスもしない、エロくもない、かっこよくもない。それで良くCMに出たもんだ。ファンの「かわいい!」を受けとめての路線変更なんだろうか。だとしたら、イバラの道だ。思い出せ、もともとそっちに行けないから、エロで売ってたんじゃないのか。元祖「エロかっこいい」のお銀(水戸黄門)に学べ。エロにも円熟という未来はある。

text by 副編

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2007年1月30日 (火)

ポイズン増量!反町CM「FIRE」

Sori

「焼きたてかぁ」

「挽きたてかぁ」

「石焼きかぁ」

「炭焼きかぁ」

反町かぁ‥。

なんだかいろいろ考えさせられるCMである。なぜ、石焼きイモをコーヒーのCMに持ってきたのか。言葉遊びかぁ‥。だが、何ゆえ今オヒョイなのか。石焼きイモとオヒョイの関係は何だ。そして、どうして反町は、あそこまで張り合う必要があるのか。ヒントはどこにもありゃしない。こんな世の中じゃ、ポイズンだ。

Sori2

この顔は、コーヒー飲んでる顔じゃないだろう。缶に入ったコーヒーのCMであれだけ旨そうな顔が出来るのは、世界広しとはいえ反町くらいだ。スーパードライのような「うめえ!」を全力で表現した顔。コーヒーって、もっとマッタリとした旨さだと思うんだが。なんか効くぜ!って言いそう。

時代は移り変わっても、今年も反町は反町だと言うことか。

「FIRE」のCMの後に、
松嶋菜々子の「濃い生茶」のCMが続いた。
なるほど。引き立て役かぁ。

text by 副編


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2007年1月25日 (木)

JUMBO-CUT

Jumbo_1

夫婦で経営している
小さな床屋に行った。

一見きれいだが、
イスからワタが出ていたり。
蛇口の根元が錆びてたり。
笑顔で迎えてくれた
亭主の前歯がなかったり‥

大人1400円は
説得力のある料金。

亭主のカットが始まって
間もなく客が入ってきた。
妻は客に訊ねる。

「今日はどうします?」
「ジャンボカットで」

鏡ごしにちらりとみると
ガラの悪い新成人が
そのまま大きくなったような中年。

「How would you like your hair? 」
「JUMBOCUT.,please.」
会話を頭のなかで英語にすると
おかしさは増す。

亭主と妻が交代し、
俺はシャンプーに。
客はカットに。
亭主は客に聞いている。

「長めにする?短かめにする」
「短かめで」
「後ろ、すこし切る?」
「いや、いいです」

very JUMBO? or little JUMBO?
短いのにジャンボと呼ぶとは
どういうことか。

1400円を支払い
帰ろうとする俺の背中に、
客と亭主の会話が聞こえてきた。

「えーと、ジャンボだったね。
 1650円です。」

……高いのか

店を出た。

その時はじめて、
文字のかすれた料金看板を見つけた。

大人カット1400円

ジャンボカット1650円

そして、

床屋で聞いた会話、priceless。
CARDで買えない風情がある。

振り返ると
亭主は歯のない顔でニカっと笑った。

text by 副編

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2007年1月24日 (水)

披露宴のスモーク

昨年師走。由緒正しき神社。
神様の前で当HPの編集長とその嫁が
永遠の愛を誓った。

数分後の披露宴。
扉が開き、新婦新郎が姿を現す。
耳なれた曲が聞こえてきた。

司会者は言う。
「新郎こだわりの一曲です!」

FIFAのテーマ曲だ。
W杯の選手入場のときに
かかるあの曲。
神社で誓った神は去り、
今度はジーコが神様に。

親戚一同、ご高齢が多く
何の曲かわかっていない。
またたくフラッシュ。
新婦の顔は真っ赤になる。

人と光に包まれて
新郎新婦は歩いていく。
拍手を送る者。
写真を撮るために
席をはなれる者。
親族の目に光るもの。

新郎は笑顔がなく、
緊張の面もちで
わきを通りすぎる。
音楽、拍手、歓声
様々な音が舞い散る嵐のなか、
俺の耳は
信じられない音をひろった。

俺の隣に座る新婦の友人は
刺身を吹き出した。
せき込み、むせ返り
水を飲み、息を整えて、
涙目で俺をみた。
俺は黙ってうなずいた。

人生最高の花道で
新郎のズボンから聞こえた音。


「ブッ!」


Onara
強烈なスモーク。

text by 副編

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