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2006年1月10日 (火)

ネモト誘拐犯と「アンジェリク」

誘拐犯の根本容疑者の妻「ネモト・カルメン・シータ・プレハデス」という名前を聞いて、

「え、カルメンシータ?」

と、一人びっくりした。

映画『カルメンという名の女』も想起したが、その前に、宝塚的歴史小説「アンジェリク」の「カルメンシータ」のほうが名前もいっしょでまず驚いた。

「アンジェリク」は、17世紀を舞台にフランスの貧乏貴族の娘に生まれたアンジェリクが、数奇な運命に翻弄されながら強く美しく生きる半生を描いた小説。時代は、太陽王ルイ14世の頃。設定の基本は、乙女キラキラ、愛憎ドロドロで、ハーレクイン汁出まくりである。

で、その「アンジェリク」に登場するほうの「カルメンシータ」は、ネモト・カルメン・シータ・プレハデス(長ぇー)容疑者と似ても似つかぬ月とすっぽん。彼女の以下の発言をみれば分かる通り。

「海よ 太陽よ 恋人よ また逢いましょう 恋の中の恋よ」

「あなたを知るまではわたしは冷たかった。あなたはわたしの胸に、あなたに夢中になるような火をつけたのよ」

情熱の国スペインの姫君カルメンシータ嬢は、美しく誇り高い女性だ。ただ、ネモト・カルメン・シータ・プレハデス容疑者の誘拐事件と妙にイメージが重なってしまったのが以下の台詞。

「オレンジの香る私の城で愛する人と可愛い子供と暮らしたい」

想像するだけで気持ち悪い。城って感じの豪邸がどうも頭の中でリンクしてしまって‥。

さらに、同じく容疑者である夫がPTA会長と言うのは微妙にリアルで具合が悪くなってくる。子どもが誘拐された病院が「スペルマン病院」ってのも名前がヒワイで嫌。数奇な運命に翻弄されたのは事実だけど、悪いほうのカルメンシータが、私の中の「アンジェリク」に消えないシミを落としてしまった。もう普通に読めないね、あの小説。以上、妄想でした。

蛇足だが、「カルメンシータ」という名の「エスプレッソメーカー」があるらしい。誘拐犯と同じ名を持つエスプレッソメーカーってきついなあ。一般人に実害があるとしたらココ。カルメンシータで飲むエスプレッソ、なんて複雑な味わい。

text by 副編

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