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2004年12月22日 (水)

特報!大相撲フットサル大会

grand日本相撲協会は20日、札幌市厚別競技場で「相撲ブームを再び!2004」を開催。目玉種目のフットサル対決では、現役幕内チーム「Jイースト」と引退力士チーム「Jウエスト」が激突。水引幕のない青空のもと、厚別には満員御礼2万人が集まり、大入り袋が配られた。人気力士のはね立ち(1日興業)に観客からは北の金星(美人)たちの声援も飛んだ。

Mai「Jイースト」は横綱 朝青龍をワントップのFWに、中盤には魁皇・千代大海の両大関、DFは関脇 若の里、GKには人気沸騰の前頭 高見盛をすえた1・2・1の守備的布陣。魁皇は腰痛をおしての出場になった。監督には、北の潮理事長。対して「Jウエスト」は、曙・若乃花・武蔵丸の横綱スリートップを組み、最終ラインに舞の海、GKに寺尾という超攻撃的布陣でのぞんだ。監督は、輪島大士。年齢差を考慮して、ベンチには北尾、北陣(元関脇 麒麟児)が交替要員として控えた。レフェリーは、木村庄之助と式守伊之助がお互いにえり首を掴み合い「俺にやらせろ」ともめたが、審判長の九重親方(元横綱千代の富士)がつとめることで決着した。

chiyo現役力士たちは雪駄からスパイクに履き替え、大銀杏をゆったままユニフォームに袖を通し、ミネラルウォーターで力水をつけた。 高見盛の派手なパフォーマンスにスタンドは一 気にヒートアップ。制限時間一杯となり、水戸泉の豪快な塩まきでキックオフ。九重の笛が響き渡った。

試合は10分ハーフ。序盤は「Jイースト」の固い守りに苦しめられた。前半1分に武蔵丸が、同3分には若乃花が2本のシュートを放ちながら、幾度となくGK高見盛の好セーブに阻まれた。“東北の壁”こと、若の里にも攻撃の目を次々と摘み取られた。

しかし、前半8分。舞の海が魁皇を八艘飛びでかわしながら、左サイドに駆け上がった武蔵丸へパス。そのボールを武蔵丸がしっかり蹴り込んで、まず1点。先制点に「今年もやりました。最高に気持ちよかった」と息を弾ませながら大喜びだ。砂かぶり(最前列の観客席)では相撲協会のシンボルマーク「桜」の横断幕が揺れた。

後半、「Jウエスト」の勢いがさらに加速する。同3分、千代大海がクリアミスしたボールを舞の海が素早く奪い、すかさずシュートで2点目。同5分にも舞の海が自陣ゴール前でボールを奪うと、カウンター攻撃でドリブル1人旅。GK高見盛と1対1の場面も冷静にかわし、ダメ押しの3点目を叩き込んだ。舞の海はゴール直後、そんきょの姿勢をとり、手刀を切るパフォーマンスで「Jイースト」を挑発。

これに奮起した「Jイースト」は、主将の朝青龍がキックオフと同時に曙をボールごと電車道。こぼれたボールをひろった魁皇が鋭いシュートを放ったが、GK寺尾がジャンプ一番、好セーブ。だが九重はゴールラインをわったというゴールの判定。ここで藤島が挙手して物言い。勝負審判がセンターサークルに集まった。協議の結果は「ラインを僅かに残していた」だった。つまり行司軍配差し違えでノーゴールだ。

寺尾は喜びを爆発させ「ごっつあんです!」と九重に握手を求めると、軍配差し違えでヘソを曲げたのか、九重は無視。頭に血が登った寺尾は、突っ張りをかますが、九重には効かない。「あぶ‥」と錦島親方(元前頭 敷島)が呟いたが遅かった。次の瞬間、九重は寺尾の右突き手をたぐり、後ろに回り吊り上げて豪快にピッチの外へ落とした。

taka「負けてらんねえ。見てろ、暴れて暴れて暴れまくってやる。楽しくやろうぜ!」と、突然テンションをあげたのは貴乃花親方。謎の整体師 冨田多四郎が「行け!」と背中をはたくと、弾かれたようにピッチへ飛び出した。景子さんの「やめて!」という声は届かない。続いて奮起したのは大乃国。「俺だって、横綱!」と声を荒げて疾走。初代・若乃花(先代二子山親方)は落ち着いたもので「土俵の怪我は土俵の砂で直していくんですよ」と達観。大鵬も席を動かず「力士はバカであれ!」を連呼。元横綱たちは日頃のうっぷんを晴らすかのようにピッチになだれ込んだ。

asashio元横綱キラー朝潮こと高砂親方は輪島、三重ノ海、九重をゴールネットに投げ飛ばし、「ゴール!」と叫びながら、ひきしまったお腹を見せてアピール。 「止めましょうよ」とひとりオロオロする花田勝に「そんなことだからアメフトもパッとしねえんだ」と言い放ち「人生土俵際め!出てけ」と花田の人生もろとも釣り落とした。木村庄之助と式守伊之助は軍配を振り回し、狂ったように「ハッキヨイ!ハッキヨイ!」と喚きながら乱舞。観客席では発煙筒が焚かれ大混乱。ゲームは収拾がつかないままタイムアップとなった。大の字に倒れた九重は、息をはずませながら青空に向かって「体力の限界!」と叫んだ後、長い笛を吹いた。

3対0の完勝に輪島監督は「今日は楽しかったよ」と振り返り、「現役力士たちもうちょっと頑張ってほしいね」と胸を張った。主将の麒麟児も「今年最後の試合がいい結果で終わることができ、みんなの応援に応えられてよかった。来年はもっと欲を持って勝ち上がっていきたい」と力強く宣言。すでに次を見据えていた。

text by 太郎
※フィクションです。

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コメント

映太郎様

コメントありがとうございます。
相撲ファン&サッカーファンの編集長には
あまりウケがよくありませんが、
このシリーズ、続けていこうと思います。
どうぞよろしく。

投稿: 生太郎 | 2004年12月23日 (木) 午後 04時02分

やられた・・・
asasio見るまで気がつかなかった。

chiyoの写真なんて本気で
「随分雰囲気若いなぁ…」って
勘違いしちゃった~よ~!

ぐぐぐぐやじぃ~、
今度は騙されんぞ~!

ふむ、
なんだか別役実が読みたくなってきた。

投稿: 映太郎 | 2004年12月22日 (水) 午前 04時53分

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