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2004年10月24日 (日)

ホームスタジアム

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私は野球が嫌いなわけではない。
サッカーが好きなのだ。コンサドーレ札幌が好きなのだ。

『北海道日本ハムファイターズ』
なんとも鼻につく名称である。
なぜ地域名と企業名が一緒に並べられているのだろうか?
そもそも北海道と日本ハムなんてまったく関係ないじゃないか。
そのくせ本拠地は『札幌ドーム』。

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Jリーグ横浜Fマリノスの親会社である日産自動車がマリノスのホームスタジアムであり、2002年ワールドカップ決勝戦の舞台である横浜総合競技場の名称権(?)を買い、「日産スタジアム」にし、さらに日産自動車の本社自体を横浜に移転するらしい。
地元企業が地元チームをバックアップする。
すばらいい。これぞJリーグの理念である地域密着型チームのお手本である。

そこで私は思うのだ。
コンサドーレ札幌のホームスタジアムであり、北海道日本ハムファイターズの本拠地である『札幌ドーム』の名称権をいっそのこと日本ハムに売り飛ばし、『日本ハム野球場』にでもしてしまえ、と。
結構な値段で売れることだろう。
大体札幌ドームなんて野球場だかサッカー場だか解らないような微妙な造りをしているわけだし。

そして別の場所にサッカー専用のスタジアムを造り、皮肉をこめて『コンサドーレ札幌スタジアム』という名称にすればよいのだ。
ガラガラで目新しさも無くなった札幌ドームや、トラック付きで今ひとつ一体感に欠ける厚別競技場より(確かにここはコンサドーレにとって聖地であり、数々の伝説がつまった場所ではあるが・・・)、よっぽど魅力的で、観客も集まると思うのだが。

text by 編集長

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2004年10月22日 (金)

卑弥呼に恋して

 卑弥呼のことが、頭から離れない1日‥‥

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卑弥呼って、いったい、誰なんだろう。それは、日本古代史上のでっかい謎のひとつ、ということは、あんまり知られていない。日本史上に現れる特定の女性に比定した説はほぼこの3人。

 『神功皇后』(じんぐうこうごう) 
 『倭途途日百襲姫』(やまとととひももそひめ)
 『倭姫』(やまとひめ)

でも、これらの人物は、現代の解釈ではいずれも時代年代的に卑弥呼の活躍した時代とは重ならないため、根拠がうすいと考えられています。

 そこで出てきたのが、最近(といっても数年前だが)支持者が多い
 卑弥呼=天照大神(アマテラスオオミノカミ)説。

 古事記にあるアマテラスさん主演の伝説『天の岩戸』をご存じでしょうか。


 ○伝説『天の岩戸』のあらすじ

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「アマテラスさんは、弟スサノオくんの暴虐に怒り、天の岩戸に隠れました。太陽を司るアマテラスさんの姿が隠れてしまうと、天地は真っ暗となり、人々は畏れおののきました。八百万の神々は一計を案じ、岩戸の前で騒いでアマテラスさんの気を引いて、岩戸から引っ張り出しました。すると、国中に明るさが戻り、みんながバンザイ。スサノオくんは追放となって平和が戻りました。」
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 こんな話なんです。これが、実は、魏志倭人伝の『卑弥呼の死後』のエピソードに、そっくり。さらに『現代科学の立証』が二つの結びつきをいっそう強いものにしています。年代的にも、アマテラスさんの活躍していた神代と、卑弥呼の時代とが符号します。
 

 ○『卑弥呼さんの死後』のお話
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「卑弥呼は戦死してしまうと、国中大乱となり、暫定的に男の王を立ててみました。が、効果はなく、争いが続きました。人々は不安の日々をおくりました。そこで卑弥呼の宗女である壱与ちゃんを女王として立てると、国中の混乱は治まり、みんながバンザイ。平和が戻りました。
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 ○『現代科学の立証』

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産能大学の安本美典教授は、統計学の手法を用いて歴代天皇の平均在位期間を割り出し『アマテラスさんと卑弥呼の時代がピタリと重なり合う』という結論を出しました。さらに、ASCII社のPCソフト〔ステラナビゲーター〕とやら使い、卑弥呼の没した年の前後、西暦237年238年に北九州地方でなんと『皆既日食』が観測されたことを証明し、天文学者のお墨付きも貰っているのです。
 つまり、この『皆既日食』が卑弥呼の死と重なり、文字通り世の中が真っ暗になったというのです。
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 けれども、この説も、有力どまり。いまだ、実証されたわけではありません。江戸時代から続いている「卑弥呼のおっかけ」はこれからひと世代、もしかしたらもうひと世紀かけて、続けられていくでしょう。過去の知恵を、未来へつなぐために、ファンたちは決して諦めないでしょう。それはちょうど、初恋に似て、胸のうちでいつまでもくすぶり、彼らを永遠の少年にしているのでしょう。叶えてしまったら、終わる。でも、できれば叶えてみたい。卑弥呼の魅力は、そんな幾星霜の思いがつくっているような気がします。

text by 副編集長

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2004年10月21日 (木)

アホ

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一時間かけて書いた文章が消えちまったよ。
ココログ最低!
まあろくな文章書いてないんだけどさ。
プロじゃないしね。

↓↓↓三分で書き直した文章↓↓↓

ひさびさに見たよ。パチンコ屋で切れるアホ。
スロット台にパンチ連打。マジパン。百裂拳。
ぶっ壊したら店からヤキ入るぐらいじゃ済まされないと思うけどね。

二万使ったぐらいで切れてんの。アホだね。
十万突っ込んだんなら多少は同情してもいいけどさ。

だいたいスロットなんて所詮は確立なんだから、どんなに目押しがうまくても、店選びが優れていても、高設定台を打ったとしても負けるときは負けるの。

ストレス解消したいんだったらヘルスとかいった方がいいって。
ハルウララの馬券百円分買うとか。
お守りになるし。
そのほうが絶対楽しいって。金かからないし。

今頃ヤケ酒でも飲んでるのかな。
アホだね。かわいそうに。

まあパチンコ屋に入り浸ってる奴なんて基本的にダメ人間ばっかだけどさ。
自分も含めて。

合掌。

text by 編集長

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2004年10月19日 (火)

グレープフルーツちょうだい

1998_2004.jpeg

今、俺は10回連続位でこのアルバムの一曲目『グレープフルーツちょうだい』を聞きつづけている。
ノイジーで危険な音、うなるレスポール、囁くような不気味なボーカル。

危険だ・・・そろそろ頭の中が覚醒してきたようだ。
自分の中のロックに対する感覚が壊れていく。
例えば『ミッシェルガンエレファント』を日曜日の朝に聞いちゃう感覚だろうか。
まるで爽やかなクラシック音楽でも聞くかのように。
まあ、朝から『ミッドナイトクラクションベイビー』は無しだろうが・・・
それほどこのバンドには不気味な魅力があふれている。

ベスト版の一曲目にこんな曲をもってきてしまう感覚、
商業ロックに完全に背を向けたかのような開き直り方、

最高だ。あんたら最高だよ、ゆらゆら帝国。

text by 編集長


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2004年10月18日 (月)

「川口は神様です!」それは恐い。

嫌いって、レベルじゃない。
川口は、恐い。

現在日本では、川口は「神」らしいですから、
悪口を言うと、白い目で見られる。いや、本当に。サッカーの宗教性を再確認する場面が多い。アジアカップ以来、そのありがたみは日々増していて、「守護神」の「神」の部分に宗教を感じて恐い。みんな祈りを捧げるわけだし。

セーブに関しては、へた糞、とまでは思わないけど、「奇跡」を演出しているかのような絶妙なあやうさがある。たぶん、今なら、ゴールキーパーのミスで危機一髪みたいな状況でも

「川口神がかりなセーブ!さすが守護神!」

で、かたずけられそうな気がする。
日々、神にされていく感じ。それを目の当たりにしてるような感じ。最近、川口を好きな人を、嫌いになっています。

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喧嘩上等ローマ。トッティ先輩恐いっす。

セリエAが、開幕して結構たった。
今期のローマは、なかなかハラハラさせてくれるドラマがある。

kassa-no.gif開幕戦のフィオレンティナVSローマを振り返ってみるまでもなく、カッサーノは目をみはるほどの悪童ぶりを発揮している。開幕レッドは、流石カサ坊!とうならされるスタート。レフリーへの態度(人を食った笑顔、イエローに対してのふざけた「why?」ポーズ)など絵に書いたような問題児。リッピが代表からカサ坊をはずしたのは英断。だって、やってることが調子こいてるヤンキーなんだもん。先生には逆らっても、恐い先輩には弱いタイプ。いつも彼はピッチの上で教えてくれる。イタリア男性はみんな陽気で気のいい奴ばかりではないことを。

さらに驚かされるのが、最近、試合前に番長トッティを中心に円陣を組んでいること。大人になったなぁ、という感慨もあるが、ローマを「シメた」感のほうが強く感じられる。カペッロがいなくなってから、チームメイトも彼をボスと認めたのだろうか。カサ坊が唯一恐れる先輩だろう。

だが、今年はエジプトの狂犬ミドが加入。イブラヒモビッチの頭部めがけてハサミを投げつけたほどのタマだから、なかなかトッティの傘下にはおさまらないだろう。

サポーターも恐い。リーグ1タチが悪い。ローマの街角で不良マンガのように「お前、どこだよ!」なんてカラまれそう。「ラ、ラツィオですけど‥」なんて弱腰で答えたら「はあ?」と顔をのぞきこんできそうだ。

悪童カサ坊。番長トッティ。狂犬ミド。不良漫画を見ているような喧嘩上等ASローマ。レッドカードをくらうとなぜか「停学」という二文字が想い浮ぶ。案の定、フェラー先生も解任。番長が扱いやすい気の弱い先生が赴任したイメージだ。センターバックにも、タチの悪い奴がいるらしいし。偏差値の低い高校みたいになっている。

もうローマに関しては、イエローが何枚でるか。誰が誰にインネンつけるか。トッティがいつキレるか。興味はそこにしかない。チームは急速にその不良性を高めている。今期のローマは、違う意味で強いぞ。

追記

トッティは、食べ物の好き嫌いが激しいと思う。セロリとか断固食わない。妄想だが。

text by 副編集長

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2004年10月17日 (日)

「速聴」の無防備なうさんくささ

広告は、凝り過ぎると、いんちき臭い。
そのことをしみじみと実感させてくれるのが、速聴。

sokucho.jpg

速聴をはじめると、「α波」がよくでる。
頭の回転がはやくなり、速読も可能になり、
さらにはプラス思考にもなれ、そして人生の成功者になれる。

らしい。
実際に有名スポーツ選手もやってるらしい。
いわゆる「なりたい自分になれる」のが売り。

だから、値段も高額だ。

電話口で速聴販促オペレーターから、
「○十万で、天才になれるのなら、
 安いものじゃないですか?」
と言われた。

メルマガ等では「速聴」という言葉を出さずに
広告を出している。
「なりたい自分になる方法」とかいうコピーで。

雑誌、新聞では、成功者の体験談が
びっしりと書き込まれている。

そう。手口が、マルチくさい。
天才になった人なら、そんな広告はしない。

ここで、速聴のコピーを一席。

「速聴の高速学習が潜在能力の神秘の扉を開く」

テレビの見すぎ的コピーライティング。
やりすぎコピーは「この後‥」をつければ判別できる。
CMへ行く前のテレビ番組の言葉に見えたら、安っぽい。

「この後、速聴の高速学習が潜在能力の神秘の扉を開く!」

役にたたない魅せる文体。ボディービル的コピー。
批判に対して、あまりにも無防備。
たしかに凡人には書けないが。うさんくせえなあ。
クーリングオフとか、させてくれなそうなイメージ。

text by 副編集長

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「VOXY」で中古の反町を再確認

VOXY,the COOLのCMに反町が出ていた。「I am the father」のトータスのからのチェンジ。トータスは女の子と出ていたが、反町は男の子と出演。

父親役の反町が恰好つけてポーズをキメる。(足を組んだり、ガムを膨らましたりする 旧時代のカッコ良いポーズ)憧れの対象である父親のしぐさを息子がまねている。しかもペアルック。という設定。ボクシーザクール。それがボクシーの「クール」なのか。

反町、チューインガム、ペアルックなどそのCMを包むすべての空気が死語だなあ。逆にこちらがタイムスリップしたかのような錯覚。せめて、反町を「パパ」タレントとしてリサイクルして欲しかった。こんな一面もあるんだ、と気づかせて欲しかった。だが、「親になっても、かっこいい大人」が起用理由なのでそれはなかった。

sorimachi.jpgつまり、反町は、ただ、無自覚にキメていただけだった。しぐさ、目線、笑顔‥体現している「かっこよさ」の古臭さは健在。時代にとりのこされた反町を再発見した次第。たぶん「かっこよさ」の型が古い。存在事体が中古なんだと思う。たぶん、実際にギャラも安いんだろう。査定した内訳をみてみたい。たぶん型が古くて安いだけなんだろうけど。

喜ぶのは、往年のファンか、反町を知らないおばさんたちか、あざ笑って迎える私くらいか。「みんな知っている=みんなが受け入れる」このテの勘違いは、たくさんの人のチェックを受けカドがとれて、誰にでもわかりやすいものに仕上げられるCMの世界ならではのことだろう。反町は、認知度の大きさが、好感度と間違えられている好例。普通にテレビ見て、生活していればわかることだと思うのに。かっこいいのかな。私にゃわからん。反町。今では、自分が、ポイズン。

追記

少し前のスバルR2のCMのUAから観月ありさへのチェンジのように、ベタへの転換にがっかりさせられることが多い。どちらもミュージシャンから、俳優・女優へ変わっている。妙な共通点。

text by 副編集長

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川口への「神」的視線が恐い

オマーン戦、川口への目線が、私の周りで異常だった。

アジアカップのヨルダン戦後、振興の度合いが強くなったようだ。
もともとキーパーは、守護神とか呼ばれるけれど、最近は「神」の文字に
意味のウェイトがおかれすぎのような気がする。
「あなたは川口を信じますか」
と街の人々に聞いてみたいほど。

Jリーグ発足から、はや11年。いよいよ日本のサッカーは、
宗教の領域に入りつつある。川口という神の誕生によって。
と、K君が言ってました。

うん。確かにサッカーは、
宗教になってるかもしれない。

勉強もせず、一日中サッカーボールを蹴っている子どもは、洗脳されていると言える。川口の奇蹟をみて元気づけられた人は 「サッカーがあれば、生きていけるよ」と行く先々でサッカーのすばらしさを布教してまわるはず。

事実、サッカーから生きる勇気をもらっている人もいるんじゃないかな。そーゆー人にとっては、やっぱり宗教なんだと思う。精神がとても弱っている人にとって、川口にすがるか、上祐にすがるか、そう対して違いはない。救われるかどうかが問題なので。

宗教は悪い。という結論ではないけど。生きる勇気をもらうために、サッカーを見てる人を見ると気味が悪い。でも、どうせ宗教に入るんなら、サッカーのほうが健全か。日本で宗教やってると迫害されるから、サッカーの方がいいか。そろそろ、手かざしが効きそうな川口である。もう一回奇跡起こしたら、売り出されそうだな、川口御守。

text by 副編集長

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ヴィジュアリストの試練

名前は、あるていど、人生を決定します。本名、あだ名、ニックネーム、肩書き、レッテル‥「仕事魔」と呼ばれると、仕事魔らしく振舞うようになってくる。「今日はだるいなあ、ソープでも行こうか」とは言えなくなってきます。 部長とか、重役クラスになってくると、もちろんいばる。自分をそういう存在として受け止め、肩書きにふさわしい行動をとるようになるみたい。

これが、社会学で言うところの「ラベリング理論」というやつらしい。

京都市副市長に、松井珍男子という方がいらっしゃるらしい。珍男子って「うずひこ」って読むんだぜ。と、旧友から教えられました。がんばったんだろうな、うずひこさん。女性スキャンダルに気をつけて。松井珍男子。松井珍男子。松井珍男子。何度書いても、悲しくなる。副市長らしい行動を、その名前から想像できないのが、悲しい。

肩書きが、面白いのは、てづかまこと。ヴィジュアリストだってさ。

手塚眞は、手塚治虫の息子である。かの名作「ブラックジャック」のアニメ化、不評の迷作「白痴」の制作に携わっています。手塚治虫の息子から、映画監督、プロデューサーと仕事の幅は広いみたい。ヴィジュアリストとは?の問いに、夢を与える仕事、夢との接点をつくる職業と答える。らしい。きっと、正直なセリフでしょう。手塚治虫の漫画を読んだことがある方なら、根性ネジまがったヒネクレ息子が育つはずはないと思います。手塚センセイのあの穏やかで邪気のないスマイルを受け継いでいるのだろうな、と思います。

けれども、あの肩書きはおかしい、ヴィジュアリストって、お前、ばかじゃねーの。と、だれしもが思う。有名人の息子だから、ちょっと変わってるんだな、と思う方もいるはず。でもね、個人的には、合点が行くところもちょっとある。

親父治虫が作った世界では、ミスフィットの主役が多い。世間に相容れない、社会に溶け込めないミスフィット。ブラックジャック、アトム、ブッダ、それぐらいしか知らないけど、みんなミスフィット。闇医者、ロボット、宗教家。一般的な世間には属さないところから、善と悪を問い直す、という方法をとっているのだと思います。一般社会からはみだした孤独で特別な存在で、孤独だからこそ、公正な判断が宿る。

ヴィジュアリスト。とっても非現実的でミーハーな響きがするけど、その肩書きのフィクション性に、息子・手塚眞が憧れたのは、なんとなく合点がいきました。「特別な存在」への憧れが、きっと、彼に奇妙な肩書きをつけさせた。ほんとに好きなんだろうな、手塚漫画。と勝手に思います。

嫁さんも「陰陽師」で名前は呪だ、なんて言ってるけど、その影響かも。ヴィジュアリストという呪は、世間的にけっこうきついぞ。名前は、あるていど、人生を決定するから。くじけるな七光。

text by 副編集長


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ヤスダの追憶

「ヤスダ」と聞いて思い浮かべるのは、ケイか、ナルミか、タダオくらいでしょうか。今回は、元モ−娘の「圭」の話でもなく、木梨の妻の「成美」でもなく、プロレスの「忠夫」の話でもない。「クリックスヤスダ」の話。

今年、いつだったかな、まったくの偶然で「東京都サッカー審判協会」というサイトにばったり出会いました。その中で、会長 長坂幸夫さんの書く「クリックスヤスダ追憶記」という小文を何気なく読みはじめ、ちょっと心に残りました。序文は以下のように。

>日韓ワールドカップ開催を目前にした5月、我々サッカー関係者に衝撃的ニュースが流れた。
>それはサッカーシューズの老舗である(株)クリックスヤスダ倒産のニュースであった。

(中略)

>さて、この記事は私に忘れがたい追憶を呼び起こしたのである。

ここから先、会長はあふれんばかりの記憶の波が打ち寄せるのを、自分でもおさえることができません。会長が生まれた1932年に、クリックスヤスダの前身である安田靴店が開業したこと。その「間口一間の小さな店」が父の実家の近くにあったこと。5歳くらいの頃、父がよく連れていってくれたこと。店へ向かう「この道は中央に桜並木の分離帯のある環三通りとなって」いたこと。その頃のサッカーの時代背景にまで描写は及び、店の周辺にあったサッカーが盛んな学校を6つくらい上げ、安田靴店が日本サッカーの発祥の地にあったことを語ります。

さらに、話はパーソナルながらも、壮大になってきます。

>父の弟に長坂謙三がいるのであるが、
>この私の叔父に当たる謙三はサッカーの名手として知られた人物であった。

会長の叔父の思い出なのですが、これがまた、すごい叔父。

>叔父謙三は写真ばかりではなくイギリスからサッカーシューズを取り寄せ、それを安田重春さんに分解させて、それと同じ型をとって復元させたのである。こうして国産の第1号サッカーシューズが生まれた。

>叔父謙三は府立五中から慶応大学へ進んだ仲間と共にサッカーの戦術研究と実践を続けていた。叔父謙三のサッカーの戦術研究は3バックシステムを独自に考案したことである。

>いうなれば、叔父謙三と安田重春さんによって独自のサッカーシューズが開発されていったのである。

この後も、嘘みたいでマジな話が続いていく。いずれの話もその記憶力と描写の細かさに驚嘆するばかり。
そして、「この靴が何時作られたかは判らないが、昭和10年として」とはじまる、安田靴店で創られたサッカーシューズの、圧巻の描写へ突入する。昭和10年は1935年。68年前の靴。68年前の記憶。

>靴は牛皮で作られていて色は変色して焦げ茶色をしていた。現在のサッカーシューズと比べるとずっと重く、つま先部分は4枚くらいの薄い皮が重ねられて硬く固められていてトーキックに適するように作られていた。かかとの部分も同様に厚く硬く作られていた。また靴の裏は靴の上部と手縫いで縫合されていて、その上にもう1枚の皮底が打ち付けられて厚い靴底になっていた。靴底は中央線に沿って直線上に少し盛りあがっていた。靴裏のボッチは厚い皮を丸形の鑿で打ち抜いたものを2枚重ねて釘で打ち付けていた。靴裏の先と最後部には三日月型の皮を打ち付け、ボッチは前部に4個、後部に2個打ち付けていた。 

なんという鮮やかな記憶でありましょうか。靴の、裏の、ポッチまで、余すところなく、描いています。表現的に決してうまいというわけでもありませんが、文の量とかみても、やっぱり溢れてる愛。ヤスダへの、シューズへの、サッカーへの愛。描こうとしているところに意味がある。変色して、重く、重ねられ、硬く、固められ、厚く、底を打ち付け、少し盛り上がり、前部に打ち付け、後部に打ち付け、こうして長い長い工程を経て、つくられてきた形。それが、会長の、サッカーシューズへの、忘れ得ぬ思い出の形なのであります。

会長は、「東京大空襲」のあと「焼け野原の街を歩いたこと」などなど、「終戦」を通して「日本サッカーの再建」の物語を「安田靴店」を中心に続けていく。ダムが決壊したかのように溢れだす会長のとめどない追憶の奔流です。プロジェクトXのような世界。

そして‥‥

>1964年、東京オリンピックが開催されたときは、安田靴店は押しも押されぬサッカー専門店として全国にその名は知れ渡り、サッカーシューズを入れる青色のビニール袋は全国のサッカー選手が手にしていた。叔父謙三は、患者から感染した結核に犯され1941年(昭和16年)に若くしてこの世を去った。病床にあっても、なお、サッカーの戦術の研究を続けていたという叔父謙三は、戦後の安田靴店の繁栄を草場の陰からじっと見つめていたのである。そして今、安田靴店消滅の悲報をどのような気持ちで聞いたであろうか。

東京都サッカー審判協会のサイトで、こんな心のこもった文章と出会うとは、思いませんでした。

text by 副編集長

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ジャイアンを地でいく男

元横綱ゼリー状あけぼの太郎が「使用不可」の烙印を押されて久しい。

2003年末。もはや古い話だが、人間卒業ボブ・サップVS元横綱ゼリー状あけぼの太郎が、師走の話題を独占した。いま考えると異常事態。格闘技で暮れる年ってのも世も末って感じだ。ま、見せ物だったわけだが。あの異種族格闘技ブーム時において、私は伊良部に似たあの男を思い出していた。

元双羽黒・北尾光司。

身長2m体重150kgという日本人離れした体格。大横綱・双葉山と羽黒山をドッキングさせた「双羽黒」という期待最大のシコ名。小錦にサバ折りをかますマンガ並のスケール。FFのデータを消した弟子を半殺しにする、高いジャイアン性。そのことで女将さんに口出しされると、相撲とりなのに回し蹴りを繰り出す、格闘家としてのポテンシャル。「こんなまずい飯しか出せないようなところ、前々からやめてやろうと思ってた。」と捨て台詞する生まれもったテングっぷり。

元スポーツ冒険家・北尾光司。

そういえば、北尾さん、あなたはエアガンいじめの草分け的存在でした。さらに、ナイフ収集が趣味で、付き人の身体で切れ味を試したりしていましたね。その前人未到のいじめ歴は、どこへ行っても通用する立派なものだと思います。さらに、相撲取りを辞めた後に名のった「スポーツ冒険家」という肩書き。あの意味不明さは、自らの状況の混乱「相撲をやめたら、俺ってなんなんだろ?」状態をよくあらわしていると思い、とても感心したものです。

元プロレスラー・北尾光司。

新日本プロレスでの、伝説のデビュー戦。あの時のファッションを形容する言葉は、いまだ地球上に存在しません。あのホーガンイエローのシャツ‥ヘアスタイル‥奇声‥ポーズ‥‥すべては良き思い出です。

そうそう、バスの遅刻事件も忘れられません。
バスの集合時間に大遅刻してきたあなたは、長州に「お前、やる気ないんなら帰れ!」と怒鳴られると、帰ろうとしましたね。長州がキレると、自分の頬を指差して「ここ殴ってみろよ」。 さらに、長州を「朝鮮人!」と罵倒。もう「朝鮮人!」は、胸がどきどきしてたまりませんでした。でも、そのせいで、さすがにクビになりましたね。SWSに移籍しても、北尾節はあいかわらず。試合会場で叫んだあの台詞、「おまえら、こんな八百長見に来ておもしろいのか!」は、歴史の教科書にのせたいくらいの名言。でも、そのせいで、さすがにクビになりましたね。

今年40歳・北尾光司

こんな人間は、唯一無二。デビュー戦で観客からカエレコールされた男。天龍の鎖骨を折るほどの実力を持つ男。あらゆる意味で、あなたが最強でした。もう、誰もあなたの伝説を破る人間はあらわれないでしょう。常人には、世話になっている女将さんに回し蹴りはできないし、付き人でナイフの試し切りはできない。何より、長州に「朝鮮人」とは言えません。北尾光司。ジャイアンを地でいく男。フィクション性すら帯びたただならぬ存在感は、生まれる時代を間違えたとしか言い様がありません。今、あなたが現役ならば‥と思ってしまいます。

2004年現在、北尾は、新装(パチンコ屋か)になった立浪部屋のアドバイザーに就任。アドバイザーとは何か?立浪親方とどういうやり取りがなされたのか?興味はつきない。私個人の願いを言えば、プロレス復帰が望ましいのだが。天龍だって、まだプロレスで食えてるんだし。

kitao.jpg

text by 副編集長

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2004年10月15日 (金)

オールドジャパン

ジーコ監督は次の最終戦対シンガポール戦で、カズ、ゴンなど過去の代表を支えた選手を使うらしい。
いいね!楽しみだね!
どんなメンバーになるんだろうか?

   カズ  ゴン  城
           (岡野)
       前園

     名波 山口

相馬  秋田 井原 奈良橋
        (復帰)
       小島
    (ザスパ草津)

こんな感じかな?  

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2004年10月14日 (木)

絶対に負けられない戦い

105_soccer.gif
選手兼通訳のアレックス

私の嫌な予感はただの思い過ごしに終わったようだ。
絶対に負けられない戦い。ドイツワールドカップアジア地区一次予選、日本-オマーン。

「もし二点差以上で負けたとしても日本サッカーが終わるわけではない」
戦前にジーコ監督はこう語っていた。
たしかにその通りではあるが、Jリーグができて10年、ようやく根付き始めたサッカー文化、そして日本サッカー界全体への影響は非常に大きいのもまた事実である。

オマーンは良いチームである。
三月の日本ラウンド、アジアカップでの対オマーン戦を見ればそれは証明済みだ。
中東のチームの典型的なパターン、守ってカウンターというサッカーではなく自らイニシアチブを取ってゲームを支配してくる。個人の技術も高い。監督の手腕も優れている。
そんなチームと何故一次予選で戦わなくてはいけないのかは多いに疑問であるが。

さて、本題の昨日の試合であるが、日本の完勝であったと言ってよいだろう。
確かにオマーンは良いチームではあったが日本とは現時点では格が違った。
10年前の日本なら間違いなく負けていただろうが、10年で日本サッカーは飛躍的に進歩したのだ。
プロ化に始まり、若年層からの体系的な強化、そしてワールドカップでの経験。
オマーンにはそのすべてが無い。その結果が昨日の試合である。

一部には日本の戦い方に対する不満の声もあるだろう。
ボール支配率では圧倒されていたし、守備重視のつまらないサッカーだったと。
確かに試合内容まるでイタリアのサッカーを見ているようで凡戦であった。
しかしこの試合がワールドカップ予選だということを忘れてはならない。
勝てばよいのだ。試合内容なんて二の次。
そういう試合だったということ。
勝つべき試合に大人の試合をしてきっちりと勝つ。
それが日本サッカーに一番かけていたことだから。


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2004年10月11日 (月)

部屋と赤いソファーと私

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♪〜〜
お願いがあるのよ あなたのアパートに行く私
大事に思うならば ちゃんと聞いてほしい
飲みすぎて帰っても 3日酔いまでは許すけど
4日目 つぶれた夜 壊れてオ●ニーしないで

部屋と赤いソファーと私 愛するあなたのため
毎日フカフカでいたいから 時々メンテナンスしてね
愛するあなたのため きれいでいさせて

いつわらないでいて 女の勘は鋭いもの
あなたは嘘つくとき 体が左右に揺れる
あなた浮気したら うちでの食事に気をつけて
私は知恵をしぼって マイタケで一緒にいこう

部屋と赤いソファーと私 愛するあなたのため
毎日磨いていたいから 友達の誘う合コン
愛するあなたのため おしゃれに行かせて

〜〜♪

なんと!!
    ・ 
    ・ 
    ・ 
    ・ 
なんと!!!
    ・ 
    ・ 
    ・ 
    ・ 

南斗!!!!(うざい?)
    ・ 
    ・ 
    ・ 
    ・ 
    ・ 
    ・ 

赤いソファーを買ってしまった。

友達の一言
「これっていけてるんじゃん?」
の一言にのせられて買ってしまった私。

ヤバイね・・・

何がヤバイって、そのアンバランスさに慣れてしまった自分がヤバイ。

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スタート

リニューアルスタート!!!
よろしく!

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